ラックスマンというと、昭和世代のオーディオマニア

にはたまらない響きのアンプなのは有名でして、

特に真空管アンプの製造、販売を今でもやっている

数少ないメーカーとして有名です。

 

自分も、SQ-100という小型真空管アンプを使用

していて、特に不具合は感じられないし、真空管

らしい音の粒立ちの良さが聴けて良かったのですが、

スピーカーを80年代のJBL4425とかを使うように

なって、少しパワーのある真空管アンプに変更

しようとして今回購入してみました。

 

ラックスマン真空管パワーアンプ MD-30S

出力:30W×2(6Ω)

 

ボンネット(早い話がカバー)を外した図。

6CA7真空管プッシュプルで出力:30W×2(6Ω)

が出ます。

 

真空管は初段と位相反転段に5814A、ドライブ段に6CG7、

ファイナルステージにEL34Gを厳選して使用。回路方式も

ウィリアムソン回路とし、細部をきめ細かくチューニング

しているのが特徴です。

 

出力トランスには、MQ-38sのために特別設計された

OY型トランスと同様のものを搭載。3系統のライン入力

も装備されています。

 

真空管は初段と位相反転段に5814A(12AU7)

ドライブ段に6CG7(6FQ7)

ファイナルステージにEL34G(6CA7)

真空管は、アメリカ読みとヨーロッパ読みがありまして

カッコ側がアメリカ読みです。

真空管はどちらも同じですが、現在アメリカ読みの方が

一般的な気がします。

 

左右対称のシンメトリー構成で、どちらが右側か左側

かわかりやすいです。

 

真ん中の大型電源トランス。

音の良しあしはこの電源トランスで決まるといわれていて

ひたすら重い電源トランスが使われていた時代もありました。

左に見えるのは、真空管で増幅した音源をスピーカーに

アウトプットするために調整するトランスで、ラックス

伝統のOY型トランスが使われていて、伝統と革新が混じって

います。

 

現代型のパワーアンプらしく、入力端子が3系統ありまして

CDを単独で接続したり、プリアンプを3台使いこむとか

様々な使い方ができます。

 

逆に、スピーカー端子は1系統のみで、割り切った構成です。

最近では、スピーカーを何台も使い込むユーザーも多いので

2系統あると便利だと思いますが、それは別にスピーカー

ターミナルにくっつければ別に構わないので、これでも

いいのかもしれないです。

 

ただ、電源コードが125V15A指定になっているので、

付属か強力な物を選ばないと事故る危険があるので、

その辺は気を付けましょう。

 

さ、届いたことだし、大変なセッティングが待っています

ので、頑張ってやり上げるかね。((´∀`))ケラケラ

では。