看護婦さんはフェチだった
聡子さんを紹介してくれたHさんは何故かまた今日も僕
の身体を拭いてくれることになったのだが、この頃になる
と僕は点滴も終わり薬を服用しながらある程度歩くことも
出来て次第に元気を取り戻しつつあった。
アジアンエステにあるようなカーテンでベッドの周りを覆う
ように仕切り隠してHさんはいつものように顔を赤らめな
がら僕の上半身を拭き始めた。 暫くすると左手に持った
タオルの動きを止め右手で僕の胸板をなでながら、
「いい身体していますね♪」
とうっとりと首を傾けながら僕に囁くのだ。
僕は元々骨太でガッシリした体格でもあるのだが、強くな
りたくて格闘技を習っていたせいもあり腹筋も割れた筋肉
質の体型でそれがHさんの琴線に触れていたようだ。
更に胸板を撫でながら
「すごく厚いですね♪」
「あ、あぁ」
と頷く僕にうっとりしながら問いかける。
そして僕の二の腕をつかんでは 「太~い」 と驚嘆し、
腹筋の割れ具合を拭きながら 「割れている」 と隣の人に
聞こえないように小さな声で僕を褒めてくれるのだが、僕は
心の中で 【これってセクハラじゃないのかな】 と思いなが
らHさんが身体を拭いてくれることや、触ってくることに身を
委ねてしまうのだった。
「逞しい身体好きなの?」 って僕が聞くと
「は、はぃ」
と更に顔を赤くしてゴシコシと身体を拭く手に力が入って
しまうHさんだった。
つづく