お礼のしるし
ショートカットの髪型で普段は快活でテキパキと仕事を
こなしているHさんが僕の身体を拭いている時だけ
シュン と小さくなっているのが可笑しいし可愛い。
根はドMなんだと思う。
何しろHさんは僕が退院して定期検診に来て順番を待っ
ているところにもやって来ては、わざわざ僕の胸を触りに
来る位のフェチ振りを発揮するのだから、よっぽど逞しい
身体が好きだったのだろう。
その日も僕はベッドに横向きに座っている体制で身体を
拭いてもらっていたのだが、背中を拭く時はベッドの横に
立って拭いてもらい、トランクスを脱がされてお尻を拭い
て前に向いて太ももや足の指先まで拭いてくれてタオル
を変えてから鼠径部まで丁寧に拭いてくれるのだった。
僕の 陰茎 は硬直してしまったが、流石にそこは寸止
めで拭いてくれないHさんだった。
「そこはご自分でお願いします♪」
と新しいタオルを僕に渡して、
「終わったらタオルこの中に入れて下さい♪」
と籠を残してHさんは逃げるように去っていったのだった。
お尻や鼠径部まで拭いてくれたのは、
たぶんHさんなりのお礼の現れだったのだと思う。
つづく