パネマジ
B型フェチの僕はY市の歓楽街でもある曙町近辺で気に
入った姫を探し出して突撃したのがあひるちゃんだった。
もう大分前のことになるが、その当時のあひるちゃんの
プロフには確か24才ってなっていたと思う。
初めて突撃した夏の暑い日には24才をまごうことなき
可愛いあひるちゃんが僕を出迎えてくれた。
お店晩年のあひるちゃんもいつも同じように出迎えてく
れたのは言うまでも無い。
「よっちゃん、また来てくれたのね。 うれしい」
その24才の出会いから7年ほど経っただろうか、あひ
るちゃんも 「もうお店辞めるの」 と行く度に僕に言って
いたのだが、お店のプロフはプラス1才の25才で止ま
ったままだった。 たまにお店であひるちゃんにその事を
指摘すると困ったような笑顔を僕に向け、
「よっちゃん、あひる年取らないの」
「いつまでも25才なの」
と実年齢と違うことを激しく否定するのだが、辞める前の
あひるちゃんは、
「そう、付いてくれたお客さんに本当は30才過ぎている
けどいい?」
って聞いていると言っていた。 あひるちゃん凄いよ。
フーゾク業界では年齢のサバ読みは当たり前で、写真
指名で見せられる写真は修整や加工が当たり前でその
事を ”パネルマジック” と言って業界では常態化して
いて僕も過去散々 「全然違うっ!」 とびっくりしたのを
思い出す。 でもあひるちゃんの写真は店内でも目に
黒い線が入っていたのだが、特段加工している様な感
じはしなかった。 ただしわざと 【いじめっ子】 って分
かるかのような写真の撮り方をしていたようだが・・・。
あひるちゃん、お店に来てくれたお客さんにその年齢の
話をすると皆一様に 「えっ!」 ってなるって言っていた
けどあひるちゃん、それは当たり前だよっ。
こうしてあひるちゃんの年齢マジックに他のお客さんは
「えっ!」 と思いながらあひるちゃんを指名してあひるの
世界に引きずり込まれて通い詰めてしまうのだった。
あひるマジックのパワー恐るべし!
つづくかも