自治体としては
古い建物の所有者が不明であったり、その建物の権利関係が複雑で、処分が困難なケースが近年多い事への対策である
私の友人も
建物は古いが
100坪程の土地に立派な家が空家の状態で所有されており
私は、友人に2年程前
「人に貸すなり有効利用しないと勿体ない」と話た事があった
その家は
友人の父と、その祖母がそれぞれ半分づつ所有権があり、現在は住む人も無く空家として放置されている
しかし、いよいよ、その家の所有者を明確に登記する必要があるのだが
事はそう簡単では無いのである
友人の父は既に他界
彼の兄弟は姉のみではあるが
その建物の半分の所有者である祖母には、友人の父を長男として6人兄弟で、また、その兄弟も
彼の父と同じく高齢であり、既に他界している可能性が大きい
すると、その子供達(友人のいとこ)が法定相続人である
代が替わる毎に、ねずみ算式にふえる権利者、その所有権を整理し確定させる必要がある、事は容易ではない。
司法書士に依頼する事となるだろうが、おそらく100万仕事である
不動産を負動産にしない為には
どこかの代で費用をかけて整理しなければならないのである。