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さくやです。
前回の記事で、
「３つのＢ」についてお話ししました。
３Ｂとは、
『バカ』
『不細工』
『貧乏』
のことを指します。
これを読んでカチンと来ちゃった人も
いるかもしれないですよね。
「人をバカだの不細工だの貧乏だのって、
そんなこと言っていいの？」って。
ちなみにわたしの言う3Bは
学校の成績とか、
見た目とか、
お金の有無じゃないです。
「こころのありよう」のことを
言ってるんです。
そして、インドのお釈迦様も、
「心の三毒」という戒めを
お説きになられたんですよね。
【心の三毒】
1.貪（とん）：
心の貧しさ 際限なく欲しがる心
クレクレちゃん
2.瞋（じん）：過剰な怒り
他人や物事が自分の思い通りにならずに
癇癪を起すこと
3.痴（ち）：愚かさ
真理を知らないこと 無明
この「心の三毒」にあとふたつ、
慢（まん＝増上慢）と疑（ぎ＝人を疑う心）
を加えて、
「心の五毒」と言い、
さらにもう一つ、
「悪見（あっけん＝正しく物事を見られない）
を加えて、
「六大煩悩（ろくだいぼんのう）」って
言うんですけどね。
この心の三毒および五毒、六大煩悩って、
相互に関連しあっているというか、
補完関係にあるように思います。
特に「痴（愚かさ）」は
三毒・五毒・六大煩悩すべてを生む、
根本原因なんじゃないかなと
思うわけですね。
だって、わたし、
アタマの良いクレクレ星人って、
見たことないですしね。
わたしはこんなにかわいそうで
けなげに生きてるんだから、
人は自分に親切にしてくれて当然。
わたしを認めてくれて当然。
特別扱いしてくれて当然。
そうだよね。
大変な人生送ってきたんだよね。
わかるよ？
でもさ、人はアンタみたいに、
いちいち大変アピールしないけど、
その人なりの課題を背負って生きてんだよ。
こういうのがわかんないのよね。
これ、愚かさ以外の何物でもないでしょう？
お次は瞋（じん＝怒り）。
そもそも他人は
アンタの都合で生きちゃいない。
そして出来事も、
アンタとは一切関係なしに、
ただ起きてるだけ。
ここがわかんないから、
他人や出来事に対して、
自分の思い通りにならないと
怒ったり不貞腐れたりする。
「慢」ってのは慢心、増上慢。
すぐ調子に乗って、
他人を自分より上か下かに分類し、
自分よりも上とみなした人には媚び
自分よりも下とみなした人には、
マウンティングをかます。
ちょっと手の込んだことするバカは、
自分よりも上認定した人の言葉を借りて、
自分よりも下認定した人を
コントロールしようとする。
虎の威を借るキツネだよね？
あ、キツネ触っちゃダメだよ？
エキノコックスっていう
寄生虫がいるからね？
わたしには、
人と見れば誰彼構わず
すぐマウンティングする人って、
キツネ触って
エキノコックスに体内侵入されて、
脳みそまで食われたんじゃねーの？
と思うんだわ。
というわけで、
誰かにマウント取られても、
怒る必要ないです。
「あ～、この人、
アタマ悪いってこと、
わざわざ自分で露呈してるわ～...」
と気の毒がってあげましょう。
ちなみにわたしは、
マウンティング欲とアタマの悪さは
比例すると思っとります。
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