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このはなさくやです。



前回の記事で、
復縁のコツについて書きました。



執着を手放しましょうっていう。



執着を手放しましょうっていうのは、
願望をあきらめましょうっていうことではないことも。



要は、願望はもってて問題ないけれど、
執着がマズいんだよ
、と。



執着エネルギーは重たいので
願望が抑圧されてしまうんだよ、と。



まあ、そんな内容です。

 

 





で、前回の記事の最後に、
執着の手放しをしたことで、
復縁に成功したウチの子(←講座生)がいますよ、
って書きました。



今回から彼女の事例を書きますね。



彼女、桂花さん(仮名)は、現在47歳。



桂花とは木犀のこと。
秋の初めに、白い小さな花をつける常緑樹。



華々しくて自己主張の強い香りを振りまく
金木犀とは対照的に、
ほのかに香る銀木犀



ほのかではあるけれど、
忘れがたい香りを放つ花。



夕暮れ時、家路を急ぐ人が、
ふと足を止めて見上げ、その存在に気づく。



彼女はそんな銀木犀のような女性です。



15年前に、
前の彼氏さんとお別れしてからずっとパートナーができず、
1年半前、意を決して、
「スパルタ恋愛実践塾」に飛び込んできました。



桂花さんは、無口で、人見知りで、
人と打ち解けるのにも時間がかかり、
新しいことを始めるのにも時間がかかる、
かなりの慎重派でした。



ですから、パートナーと出会うためのアクションも、
まるでウサギのようにポンポン飛び出していく
他のメンバーとくらべて、
かなりのスロースターターでした。

(一度決めるとそのあと早いんですけどね。)



パーソナルスペースも広い方で、疲れやすく
長時間人と接していると電池切れを起こしてしまう、
という傾向性もありましたので、
ガツガツグイグイ距離を詰めてくる男性はニガテ



それでもおっかなびっくり、男性たちと
メッセージのやりとりを始めたはものの、

「さくや先生~、メッセージをいただいて、
なんて返信しようか考えすぎて、
その日のうちに返信できずにいたら、
ブロックされてました~~~(泣)」


なんてことも何度もありました。



あげくの果てには、

「そもそもわたし、
婚活に向いてないんじゃないでしょうか?」


なんていう絶望的な言葉も、
彼女の口から飛び出たことさえあります。



そんなわけで、

人と仲良くなって距離を縮めるのに時間がかかる
彼女のゆっくりペースを理解し尊重してくれて、
かつ、彼女の方も居心地がいいと思える


そんな男性をみつけるのには、
けっこう時間がかかりました。



時間はかかったんですが、
いたんですよ。




ちゃあんと。



新型コロナウィルスの影響で、
直接会うのもなかなかままならない中、
コブシやハナミズキの花を楽しみながらの
3回目のお散歩デート



そのころ彼は、彼女にとって、
いちばん気になる存在になっていました。







つづく。









追伸:


「スパルタ恋愛実践塾」

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