このはなさくやです。
前回の記事では、
たとえ現在パートナーがいなかったとしても、
「自分は今だれともつきあっていない」とか、
「自分は男性から女性として見てもらいにくいらしい」といった具合で、
事実を事実としてありのままに受けとめられる人に
比較的パートナーができやすい、
というお話をしました。
きょうはその反対に、
どんな人にパートナーがなかなかできにくいか？について
お話をしていきたいと思います。
はい、とっても簡単です。
上記の、今パートナーがいなくても、
事実を事実としてありのままに受け止められる人の
逆の人です。
要は、妄想にとらわれやすい人、ということです。
妄想にとらわれやすいとは、
事実を事実としてありのままに受け止めるのではなく、
出来事を自分に都合よくふくらませて解釈する、
ということです。
たとえば、
その女性に好きな男性がいるとします。
で、彼女はその男性とはつきあってはいません。
人は誰かに恋愛感情を持つと、
その相手も自分を好きになってくれたらいいなあと思いますから、
当然期待を持ちます。
そして、相手の一挙手一投足をウォッチして、
その相手も実は自分のことを好きでいてくれるのではないか？
というサインを探そうとします。
そして、彼に笑いかけた時に、
彼も笑顔を返してくれた、とか、
彼をお茶や食事にさそったときに、
「お！いきましょ、いきましょ！」と
嬉しそうにOKしてくれた、とか、
職場で上司に厳しく叱られてへこんでいるときに、
飲みに誘ってくれて話を聴いてくれた、とか、
その他諸々、相手の自分に対する親切な対応を、
自分に対する好意の現れであると受け取るのです。
これは心理学でいうところの「投影」です。
彼女は、彼のことを好きだから、
その彼から笑顔を向けられたら笑顔を返すんでしょう。
その彼からお茶や食事に誘われたら、
喜んでOKするんでしょう。
その彼が落ち込んでいるときに、
わざわざ時間を割いて話を聴いてあげるんでしょう。
だって、その彼のことが好きだから。
だから彼女は、
笑顔を向けた時に彼が笑顔を返してくれたら、
「あ、彼も私のことを好きなんだ。
好きじゃなかったら、フツー、そこまでしないよね？
わたしたちって、実は、両想いなんだ（はぁと）」
って思うんです。
彼がお茶や食事のお誘いに彼が喜んでOKしてくれると、
「あ、彼も私のことを好きなんだ。
好きじゃなかったら、フツー、そこまでしないよね？
わたしたちって、実は、両想いなんだ（はぁと）」
って思うんです。
あなたが落ち込んでいるときに
「どうしたの？飲みに行く？話、聴くよ？」と
時間を取ってもらえると、
「あ、彼も私のことを好きなんだ。
好きじゃなかったら、フツー、そこまでしないよね？
わたしたちって、実は、両想いなんだ（はぁと）」
って思うんです。
くりかえしになりますが、
これが、心理学でいうところの投影のメカニズムです。
そして、この投影は、
人が人である以上、
大なり小なり誰にも起こりうることです。
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