前回の記事で、

>ムリポジタイプの人のまわりには、
>なぜかネガティブ人間の人口が増殖していきます。

>とくにパートナーがネガティブに振れる、ということが起きます。

>ですから、周りの人、特にパートナーがネガティブだなと感じたら、
>自分はポジティブに振れ過ぎていないか?と
>自問してみるといいかもしれません。

ということを書いたのですが、
おもしろいもので、人間関係、特にカップルの間では、極性が生じるんです。

磁石のS極とN極、乾電池のプラスとマイナスのような感じですね。

双方で補い合ってバランスを取っているんです。

ポジティブに行きすぎてしまう人の場合、
先のことばっかりに目が行ってしまって目の前のことがおろそかになるとか、
物事のオイシイところばかりに目が行ってしまってリスクを見ない、
相手をよく見ないでなんでもかんでも「この人はいい人だから」と信じてしまう、
といった傾向性が見られますから、
ビジネスなどでも、思わぬところで足元をすくわれて大きな損失を出したり、
あるいは「騙される」といった体験を呼び込みやすいかもしれません。

ですから、一見ネガティブ思考で
なんでもかんでもあなたのすることなすことにイチャモンをつけて
足を引っ張っているかのように見えるパートナーの、
地に足がついていて、細かいところまでしっかりと目配りの出来る資質を、
口うるさいとかうっとうしいとか、
場合によっては「な~に、この人?わたしに嫉妬してるの?」と感じるかもしれませんが、
もうちょっとフェアに評価してあげてもよいかもしれません。

実際に、パートナーのネガティブなところを、
単なる嫉妬として切り捨ててしまわずにフェアに評価することは、
二人のあいだに計り知れない恩恵をもたらすのです。


この続きはまた次回に。





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