先日もお話ししましたが、
結局のところ、既婚者の友人から、
「あなたも早く結婚すればいいのに。いつ結婚するの?」と言われて、
「友達なのになんでそういう傷つくようなことを平気で言えるんだろう?
上から目線でバカにしている、気遣いがない。」
と相手に対して怒りを感じてしまう人は、
潜在意識下で、「自分は欠落している」「自分はダメだ」
というセルフイメージを握りしめ、それをかたくなに信じているのです。

「自分は“ない”人なんだ。」と信じているわけですね。

ちなみにこのように、潜在意識下で、
「自分は“ない”人なんだ。」という信念体系を持っていると、
いかに自分が“ない”人なのか、
それを証明するような出来ごとばかりに目が向いてしまいます。

自分には出会いが“ない”、
自分はついて“ない”、
友達は自分のことを尊重してくれ“ない”、
気遣ってもらえ“ない”、
恋愛運が“ない”、
自分は人に大事にしてもらえ“ない”...

ほかにはどんなのがあるんでしょうね?

こういった調子で、自分がいかに“ない”人なのか、
その証拠探しをしてしまって、ますます、
「自分は“ない”人なんだ」という信念体系を強化していきます。

そうするとますます、
「自分は“ない”人なんだ」と信じざるを得ないような出来事を、
もっともっと引き寄せます。

ですからこういった方は、しょっちゅう怒っていたり悲しんで憂鬱だったりするわけですね。

(ちなみに怒る人というのは攻撃の矢が外側に向くタイプです。
一方、悲しんだり憂鬱な気分に浸る人は、攻撃の矢が内側に向くタイプです。)

そして、これらの人は、
同じように四六時中怒っていたり悲しんで憂鬱な気分で生きている人とくっつきやすいです。

そして一緒にいつもなにかきっかけを拾って来ては
怒ったり悲しんで憂鬱な気分を倍増させつづける、
というメカニズムなわけです。


もしあなたがいま、こういう世界で生きているとしたら、
それ、心地よいですか?

別の世界に引っ越ししたいですか?

次回はこの“ない”ゆえに四六時中怒ったり悲しんだりしなければならない世界から
脱却する方法についてお話しますね。





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