前回の記事では、
人間関係について信じ込んでいることをあぶり出すための
エクササイズを提案してみました。

>ご相談者さんにとって人とはどういうものか、
>人間関係とはどういうものか、
>他人とはあなたに何をする存在なのか、

こういったものをありったけ紙に書き出してみるというエクササイズです。

一種のブレインダンプみたいなものですね。


人はみんなわたしを粗末にする。
人はみんなわたしを見下す。
人はみんなわたしを都合よく利用する。
人はみんなわたしを認めてくれない。
人はみんなわたしのことをどうでもいい存在だと思っている。

人間関係はくたびれる。
人間関係はつらい。
人間関係はやっかいだ。
人間関係は犠牲ばかりがつきまとう。
人間関係は逃げられない。

他人とはわたしを搾取する存在。
他人とはわたしを利用するだけの存在。
他人とはうっとうしい存在。
他人とはわたしから奪っていくだけの存在。


上記はただの例ですが、
こんな感じでいったん書きだしにエンジンがかかると、
かなり膨大な量の書き出しが出来たことと思います。

書き出しのエクササイズは一旦スイッチがはいると、
100でも200でもいくらでもでてきます。


で、ここで気づいていただきたいのですが...

上記のエクササイズで書きだしたことが、
人とは?人間関係とは?他人とは?人づきあいとは?恋愛とは?
といった具合で、
人間関係に関わる何らかことを思った瞬間にスイッチがはいって、
ドワ~~~~っと雪崩のように押し寄せてくる、
あるいは、壊れたCDのように頭の中で繰り返し繰り返し
セルフトークの形で再生される、ということです。


あなたご自身は、表面意識の上では、
「幸せなパートナーシップが欲しい。」と望んでいる、
とおっしゃるでしょう。

そして、
「幸せなパートナーシップが欲しいとおもっているのに、手に入れられない。
信じればかなうっていうけど、かなうときとかなわないときがあるんだ。」
みたいに思ってしまっているかもしれません。

ですが、あなたの潜在意識の中では、
「幸せなパートナーシップが欲しい。」という願望の方ではなく、
上記のセルフトークの方が、
常に常に壊れたCDのように繰り返されているというわけです。

人間の思いというのは表面意識で思っている願望と、
潜在意識で思っていること(セルフトークでわかります)では、
潜在意識で思っているセルフトークの方が勝ってしまうのです。


ちなみに、上記の書き出しのエクササイズは、
潜在意識にたまったいらない思考を整理する為にも、
定期的に行なうのが効果的です。

潜在意識のドブさらいみたいなものですね^^


このつづきはまた次回に。





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