こんにちは
佳代子です
前回の続きです。
①「本当の望みではない」場合について。
私たちはどうして
偽りの望みを持ってしまうのか?
以下の理由が考えられます。
2.不安や恐れを回避したい
3.成長するプロセスの中で環境に影響された
今日は
「2.不安や恐れを回避したい」について
お話しいたします。
「不安や恐れを回避するため」について
幼少期に負った心の傷って
思った以上に根深くて
影響力が大きいんですよね。
最近そのことに関する記憶が出てきて
凄く考えさせられました。
その記憶は
4、5歳の頃のことで
父が交通事故に遭ったことです。
実は
私もその数か月前に
高校生が運転するバイクに跳ねられて
同じ病院に入院していたんです。
今考えると
とんでもないことが起きていました💦
その時に感じた
不安感、絶望感、孤独感、無力感…。
4、5歳ながら
なんでこんなに自分には
悲しいことが起こるんだろう…と。
その時の感覚は今でも覚えていますし
それ以来
「不幸は突然やって来る」
みたいなジンクスが
心の奥に張り付いた気がします。
これはあくまでも私の体験談ですが
不幸のジンクスを持つことで
不幸が突然起きても慌てないように
自分を守ろうとしていたんですね…。
このように
強い不安感や恐れを抱くようなことが
幼少期にあると
そのトラウマが根底にあるために
何かを選択する時に
「心からやりたいこと」と
そんなにやりたい訳ではないけれど
「リスクが少ないこと」
を比べてみて
リスクが少ない方や無難な方
を選んで
「不安や恐れを回避する」
と言う行動に結びつくことがあります。
そうすると
本当は願ってはいないけれど
「不安や恐れを回避する」
と言う意識が働いた結果
無難な方や安全だと思われる方を優先し
それが自分の願いだ
と思い込んでしまいます。
たとえば
心から願うAと言う願いがあるけれど
叶うかどうか分からないし
不安定な面がある。
一方で
Bについては
そんなにいいと思えないけれど
今の自分なら叶いそうだし
安定していそう。
だから自分はBを選ぶ。
と言うことで選んだBと言う目標を
いつの間にか自分の願いだと錯覚して
それに向かって努力していくんですが
そうなると
Bを叶えることは
できるかもしれないけれど
充足感は余り得られないから
叶った後に放棄するかもしれないし
自己肯定感は
低いままですから
本当の願いを叶えようとしない
生き方になったり
いつも充足感を求めて
イライラしちゃうかもしれません。
また「不安や恐れを回避するため」
って言うケースには
他のパターンがあるんですが
それはどういうことかと言うと
「本当のことを願って叶わないと自分が傷つくから」
という不安や恐れがあり
本当に願っていることから
遠ざかってしまう
というものです。
きっとこれに関しても
幼少期に傷つくことがあったんですね。
心から願うことが叶わないと
その願いに拒絶されたような気がしたり
自分の無能さが露呈してしまいそうで
怖いと感じるんです。
凄くナイーブで傷つきやすい方に
多いパターンですが
そういった方でも
ちゃんと癒されれば
心からの願いに気づき
叶えていけます^^
「不安や恐れから遠ざかりたいから」
と言う理由で
本当の願いを叶えられない方には
以下のメニューがおススメです。