M先生による、最近の税務動向、裁判例・裁決例と教本(『顧問税理士のための相続・事業承継の実務に必要な視点60』)について、8月度の勉強会を行いました。

 

【最近の税務動向と裁判例・判決例】

・外貨建預金による株式等購入時の課税について

・法人保険の死亡保険金請求における収益計上のタイミングについて

・CFC税制を巡る最高裁判決について(国が逆転勝訴)

・税務調査における質問検査権と現物確認について

・組織再編税制の行為計算否認事例について

 

【教本『顧問税理士のための相続・事業承継の実務に必要な視点60』より】

小規模宅地特例

・二世帯住宅と小規模宅地特例の検討について

 1)二世帯住宅の判定基準について

 2)家なき子特例を選択する場合のポイントについて

 3)区分登記している場合の小規模宅地特例の考え方について

空き家譲渡特例と家なき子特例の関係について

 1)両制度とも適用できる条件について

 2)取壊しを要求する際の空き家譲渡特例のポイントについて

 3)家なき子特例の視点から見た空き家譲渡特例との関係について

 4)老人ホームに入居した場合の適用要件のポイントについて

 

今回も様々な判決事例や小規模宅地特例を検討する際のポイントについて解説いただきましたが、

有益な結果を得る為に思いを巡らし、様々な税制を活用しても、税務否認される等、予期せぬ事態になることがあります。

当然のことですが、万能な対策はないものの、最善の策を見出すことは可能です。

その為には、できる限り多くの知識を身に付けることが不可欠であり、「知識を大きな力に変える」ことで

最善の結果を生み出すことが可能となります。

 

M先生、今回も有意義な解説をいただき、ありがとうございました。

 

知らなかった事を知る喜び、そして顧客の問題解決のためにA・B・U・K・Uの研鑽は続きます・・・