●第69回連盟旗争奪全道支部対抗海釣り大会開催 | 北海道釣魚連盟の家

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      団体の部優勝はは札幌手稲支部A

 

 第69回連盟旗争奪全道支部対抗海釣り大会が6月30日、様似町のポロサヌシベツ川左岸からえりも町油駒立岩までの区間で行われ、大物マツカワやクロガシラの数釣りに沸いた。団体の部は札幌手稲支部A、個人の部は小樽支部Cの東靖人さん、身長の部は札幌西支部Bの鈴木傑士さんが勝ち取った。

 

 6月29日午後11時過ぎから様似町のアポイ山荘にて開会式が行われ27チーム、総勢127人が同11時45分ごろから乗り合いバスなどで釣り場に移動し、競技を開始した。
 大会中、天候はおおむね晴れ。夜間も気温が高く、波や風は終始穏やか。しかし潮の動きが極端に少ない長潮だったことから参加者は「魚の活性が低いのでは」と危惧していた。
30日午前11時半ごろからアポイ山荘で行われた審査では大型のクロガシラやマツカワをはじめ平物提出者が目立ち、カジカやアブラコの大物を提出する人も一定数いた。
 また大会中は釣り場のごみ拾いも精力的に行われ、釣り具やペットボトルなどが集まった。

 

■団体の部
 札幌手稲支部Aが優勝した。メンバーは白勢孝信さん、竹園智昭さん、横田健一さん、木次一正さん、安西秀利さん。えりも町東洋の西歌露海岸に入り、40センチ台後半のカジカやアブラコをそろえ個人の部で準優勝した白勢さん、同部3位の竹園さんをはじめ、各人の奮闘が光り、2位に585ポイント差をつけ見事栄冠に輝いた。

 

■個人の部
 54センチのマツカワ2匹、40センチ級主体のクロガシラ8匹を提出した小樽支部Cの東靖人さんが優勝した。東さんは平物の好ポイント、様似町幌満川河口左海岸のゴロタ場に入釣。コマセネット付きの胴突き仕掛けにイソメ、バナメイエビ、ソウダガツオを付け、40から60メートル投げるとなんと1投目でマツカワをキャッチ。以降も朝方を中心にクロガシラの釣果に恵まれた。

 

 

■身長の部
 札幌西支部Bの鈴木傑士さんが59.6センチのマツカワを釣り優勝。入座したのは審査会場と目と鼻の先の様似町平宇海岸の護岸上。コマセネット付きYピン胴突き3本バリ仕掛けにアカハラなどを付け、ゴロタ石で根掛かりが多いことからこうしたエリアに強い棒オモリをセット。30から40メートルキャストすると午前4時前、サオ尻が跳ね上がり、圧倒的な重量感と強い抵抗に大苦戦。辛くも岸に上げた巨大魚について「釣った瞬間に優勝を確信した」と鈴木さん。

 

 

■成績
 ▽団体の部(5人1チーム、1人の最身長+10匹重量×5人)①札幌手稲支部A3993点②札幌北支部A3408点③札幌南支部B3044点④札幌南支部D2840点⑤札幌南支部C2748点
 ▽個人の部(1+10)①東靖人(小樽支部C)1546点②白勢孝信(札幌手稲支部A)1432点③竹園智昭(札幌手稲支部A)1376点④中村毅(南帯広支部A)1356点⑤三本木秀子(札幌北支部C)1336点
 ▽身長の部①鈴木傑士(札幌西支部B)マツカワ59.6センチ②蔵根高史(札幌南支部F)マツカワ57.5センチ③牧野功(札幌東支部A)マツカワ55.3センチ