先日行われた、
競馬のG1「安田記念」。
実はこのレース、
スタート直後にアクシデントがあり、
数頭の馬がかなりの不利を受ける事となりました。
その中には、
一番人気だったアーモンドアイ(3着)という馬も含まれており、
何となくしこりを残すレースとなっていましました。
で、
こういった場合には、
レース後にジョッキー達が集まる検量室は
怒声が飛んだりしてかなりガヤガヤする。
しかし、この日は何とも言えない静けさだったとの事。
●要因1
アクシデントを誘発したのがジョッキー界のレジェンド
武豊騎手が騎乗した馬だったから。
他のジョッキー達は強く批判する事がためらわれ...
●要因2
アーモンドアイに騎乗していたルメール騎手が、
冷静に「これも競馬だから仕方ない」とコメント。
ここ数年もっとも”乗れている”ジョッキーの謙虚な態度に、
しかも最も悔しいと思われる人物の言葉に、周囲が沈黙。
要因1に関しては、
「まあ、そうなるよね~」的な感覚がありますが、
要因2のルメール騎手はめちゃめちゃ大人だし、カッコいい。
これやられたら、黙るしかないですね周りは。
結果を残している人物ほど謙虚。
※「半端じゃない結果」を残したってことですよ。
これはどの世界でも共通するのかな、と思います。
”半端じゃない人”って、
誰よりも努力していますし、工夫もしている。
才能だけで云々といのは、ほぼ無いと言っていいでしょう。
どうですか、
皆さんの周りにはいますか?
見習うべき先輩や同僚や後輩が。
もしいるのなら、それはとてもラッキーな事だと思います。
反対に、
中途半端な結果でそっくり返っている輩もいるでしょうね。
断言します。
そういう人は信じるに値しない、ついていく価値もない!
まあ、不思議と自然に淘汰されていきますけどね。
自分の意見をストレートに出せる世の中になっています。
といっても多くはネットを介してですが。
そんな中で、
”感情を抑えた言動”
は魅力がある。
謙虚さはもちろん、静かな凄味が同居します。
常に抑えてばかりでは、
息が詰まるかもしれませんが、
大人として必要な能力。
是非身に付けたい!
さて、競馬はギャンブルですが、
れっきとしたスポーツという側面も。
時折、上述のようなヒューマンドラマが展開されたりもします。
だから、とても面白い!
今回は人としてのあり方も教わりましたし。
興味を持ってくれる人が増えるとうれしいなぁ。
あっ、
JRAに宣伝料請求しよう
では。