アラフォー、アラサー世代には
懐かしく頭に響くでしょう、
虎舞竜の名曲「ロード」。
先日、たまたま観ていた歌番組で
流れてました。
うん、いい曲。
爆発的に売れただけの事はありますねー。
特にサビの部分、
「何でもないような事が、幸せだったと思う~♪」
は、共感する人が多いハズ。
実は、
私もそれを実感する場面がありまして、昨日。
いつもよりちょっと早く帰路に着いた私。
電車の中が暑くて、汗が額や首元からダラダラと。
持っていたハンカチで汗を拭き拭き。
少し落ち着いてきたところで、
後ろの首元にハンカチをセットし、
汗をガードする万全の構えをとり、
最寄り駅を目指しました(電車がですが)。
駅に到着。
妻が車で迎えに来てくれていたので、
駆け足で車にむかう。 ←ココ覚えておいて下さい!
さあ、愛しの我が家へGO!
家に到着し、
部屋着に着替える。
その時に何か違和感が。
何かが足りない気がする...
「そうだ!首においていたハンカチがない!!」
慌てて周りを探します。
絶対に入ってないのにバッグの中も。
ズボンのポケットも改めて。
「ない!やっぱりない!!」
たかがハンカチ、されどハンカチ。
一人で大騒ぎをしていると、妻が一言
「駅に探しに行ってみようよ」
と。
そうだ、そうだね、行こう行こう!
という事で、先程来た道を逆戻り。
数分後、駅に到着。
その瞬間!
道に横たわっているハンカチを発見!!!
ダッシュで取りに行きましたよ。
「いや~良かった、ホント良かった~」
走って車に向かった時に落としたんです。
全然気が付かなかった。
もう、首元にハンカチ入れて走らない!!
そう誓ったのでした。
新しく何かを手に入れた訳でもない。
ただ自分のものが戻ってきただけ。
だけど、
あの感動は何だろう?
すごくうれしかったのは何でだろう?
ハンカチを拾ってからの時間は
それはそれはハッピーな気持ちで過ごしました。
何気なく使っているハンカチ。
正直、有難味なんてそこまで感じた事もない。
でも失くしてしまう(失くしてしまいそうになる)と、
とんでもない喪失感に襲われる。
普段、
当たり前のようにいてくれる家族や友達、そして同僚。
恐らくその人達はあなたにとって、私にとって、
とても大切な存在。ハンカチとは比べ物にならない。
失くしてから気付くのでは遅い。
蔑ろにしていたら間違いなく後悔する。
気付かされました、改めて。
教えてくれました、ハンカチが。
ちょっと大げさでしたかね。
でも、大切な想い。
そう感じています。
では。