今年だけ、いつもと違う景色 竹林の枯れ | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。


地震被害として瓦が壊れた家、土砂崩れ、地面の亀裂はありますが、放射能が飛んできたからといって普段となんらかわらない景色。しかし、今年は一つ例年とは違う現象があります。

竹林が黄色くなっているのです。写真でははっきししませんが、それぞれの竹林で周囲の林と比較して明らかに黄色く、枯れてしまいそう。少なくとも川俣や周辺あたりでは全部ではありませんが多くがこんなふうになっています。


こういうご時世だとすぐに放射能汚染と結びつけようとしてしまいますが、2008年にも全国的に竹の開花や枯れが話題になっていたらしく、原因はわかりません(原因があるかどうかも不明)。竹の花が咲く年は不作だと唱える老人もいて、なんとなく不安に感じてしまいますが、竹の花を楽しみにすることにします。ちなみに今年はタケノコは出る量が少なく、出てきたのも堅いと地元の人は話しています。