芽吹き | あぶぐまの里にっき

あぶぐまの里にっき

阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。


今日も暑かった!
でも昨日ほどではなかったです。


ここ数日の暑さで、一気に山の木が芽吹いたような気がします。
やはり、平年よりも遅いようです。


 そして私は、さらに遅めの寄せ切り(山崎の谷戸では木障切りと呼ぶ)をしました。本来は芽吹く前、冬で雪のないころにやるのでしょうが。

 山すその木や草をきれいに刈る人は少なく、いかにも土手らしい草花や、山菜が生えなくなってきています。
借りている田んぼの山すそも例外になく。私が田んぼを借りる直前まで使っていた田んぼで、ある程度手入れはされていたので、「荒れ放題」ではありませんが、田んぼに大きく日影を作っています。そして、かなりの急斜面ということもあり、土がすぐ崩れてしまいます。
 今日は、その土を崩しながら、鋸で木を伐りました。年輪を数えると、樹齢15年くらい。鋸で伐っても途方にくれないくらいの太さです。樹種はコナラやケヤキなどだと思われます。

 私の農は半分は生態系を意識したものなので、こういった、昔ながらの作業を大切にしないと・・・。と思いつつ、できる範囲で進めたいと思います。本日は伐っただけで、このあとの始末が大変・・・。