
やっと、米や雑穀の脱穀を始めました。
雨の合間を縫って、
おとといの10日(火)は、黒米ともち米。
今日12日(木)は、もち米の残りときび。
すべて足踏み脱穀機による単独作業。
家の前の、地区のあるお宅の稲刈りが終わらないうちはよかったのですが、
つい最近、稲刈りが終わったとたん、うちの前にもスズメの大群が押し寄せてくるようになりました。家の前の稲架にも、倉庫の軒下の雑穀にも。
なので、一刻も早く脱穀を終わらせたい気分。
稲こき開始!
あえて時間を計測してみると、
20束の稲を回転させてこき終えるのに、7~15分くらい。
こき終えた藁をまるいて、次の20束を用意するのをあわせて10~20分くらいかかりました。これは、束の大きさによっても、実のつき方によってもだいぶ差がでて、
全般に大きな束1つよりも、同量でも2束に分かれているほうが、速くこけるような気がしました。
去年までは、とにかく速く動かすことだけを考えていましたが、今年はどうやれば効率よいか、少しは考えながら作業を進めました。
倒伏などの影響で、穂の部分が結び目に近いあたりに存在すると、うまくもみが落とせません。どうにか回転部にあてようとすると、わらごと引き出されてしまいやすくなり、ゴミも多くなってしまうようです。もみにまざるワラくずの量が多ければ、次のステップの選別の際にかかる時間も増えてしまいます。そこで、無理にワラの結び目を広げて回転部にあてようとせずに、あとで、手でしごくようにしました。また、もみが一粒ずつにならず、穂のまま落ちてしまうとこれまたやっかいなので、今年はなるべく穂先から少しずつ落とすように心がけました。稲をあまるつよく押し付けないようにして。
黒米は約100束、もち米は200束くらいありました。
ふるいや風選はこれからです。例年だと、稲こきよりも時間がかかるのですが、今年はどうなるか・・・。