桑の実 | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。


 今日も暑かった。福島市は34.9℃にまでなったらしい。体は慣れてきたのか、あまりつらくなかったです。 天気がいいと、クワゴがどんどん熟していきます。暑さが続いた3日間、クワゴ食べまくりでした。というか、ほとんど朝ごはんと昼ごはん代わりになっている・・・。
 クワゴって、雨の直後よりも、晴れが続いた後のほうが、ずっとおいしい気がします。それと、木によって味の差が大きい。たまにカメムシごと口に入れて、独特の味わいを経験することも・・・。いずれにしても大量に落下しているからもったいないですね。
 養蚕の盛んな地だっただけに、桑の木自体はたくさんありますが、老木化して実をつけなかったり、クズに覆われてだめになったり、よその家の敷地だったり、アクセス困難だったりと、手軽に採取できる実となると限られます。それでも、横浜の某自然公園みたいに地面が崩れるほどの競争率もなく、実質取り放題。

 クワゴは、近隣の伊達市や二本松市のほうでも加工品にして商品化されているようですが、放置され放題の柿・梅・桑の実などの木の実は(もちろん手入れは必要ですが)利用すればいろいろと可能性を秘めていると思います。

 写真、右手は元桑畑。左手は昨年までタバコ畑で今年は休耕地。