
あたりの地元の人の田んぼは、半分以上田植えが終わっています。うちの田んぼは、あわてず、その時期を待ちます。今の作業は田植えに向けて、畦塗り。その前に草を刈っています。
土手の草を刈っていると、シュレーゲルアオガエルの卵塊を見つけました。田んぼの水面からはかなり高く、直線距離でも3mくらい離れているのですが、卵から孵ったオタマは水面にたどりつけるのでしょうか?
一部、畦も塗りましたが、畦にも卵が産みつけられていました。毎年思うのですが、昔ながらの暦で田んぼをやると、必ず畦塗りの際にシュレーゲルアオガエルの卵塊を破壊してしまいます。今どきの田んぼなら、畦塗りは2週間ほど早いので、シュレーゲルにとっては好都合かなと。もっとも、畦シートを使ったり、畦塗りしない田んぼも多いので、無関係な要素も多いでしょうけど。
ちなみに、畦を塗った泥の中から出てきたミミズをトウキョウダルマガエルがすかさず食べていました。なんだか、昨年も同じ光景を、しかもまったく同じ位置で観察していたので驚きました。同じ位置だから、ひょっとしたら同じカエルだったりして? 写真を撮る前に彼はすでにミミズを飲み込んでしまいました。
写真は刈る前の土手、連結途中のイトトンボ。