ミミズ3匹の麦まき | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。

 18~20日の3日間は、離れた畑で麦まきをしました。
 前年までタバコ畑だった休耕地を借りて。春の時点で草のなかった畑が、今や一面餅草だらけ。今月中に刈り倒しておいたのですが、3~4畝部の固くなった餅草畑を刈るのも一苦労でした。
 さて、麦まき作業のほうは、初日はなんと5人も助っ人が来てくれました。表面を浅く耕し、草の根をとりのぞき、軽く畝立て(というより溝きり)をして、平にならしたところに麦をまき、土を被せ、刈り草で覆い、鎮圧。
 全て手作業でしたが、みなさんのおかげでかなりはかどりました。郡山から来てくれた友人は鍬を使った力仕事をしてくれて、とても助かりました。
 お昼はピクニック気分。持ち寄っていただいたおかず、最高においしかったです。
 過酷な労働に参戦していただいたみなさまに、改めて御礼申し上げます。
 さて、作業は2日目、3日目と続き、一人黙々とやって終了しました。計算すると、開墾も兼ねたようなこの麦まきは、一人でがんばっても、一列あたり1時間はかかってしまいます。でも3日目でどうにか21列撒き終えることができよかったです。
 ちなみに、この3日間の作業で見つけたミミズはわずか3匹。土に虫らしい虫がほとんど見当たらず、寂しかったですが、これから徐じょに増えていけばと期待して待つこととします。