旬 | あぶぐまの里にっき

あぶぐまの里にっき

阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。

今の季節、日に日に風景がかわっていきます。次々と別の種類の花が咲いては散っています。ソメイヨシノはここでは一週間前ころ満開ですが、少し標高の高いところではまだ見頃のところも。食べられる山菜もどんどん増えています。おとといは、家の敷地で初たけのこを掘りました。摘んだわらびを下げているおばさんも見ました。そして昨日は山に入って、たらの芽などを採りにいきました。隣の家の人についていき、親切に教えてもらったり、採りやすいところを残してもらったりしたおかげで、たくさん採ることができました。
 休みの始まりで、山菜採りをしたという話しはよく耳にします。そして、そのいずれもが、タラノメ・コシアブラ・コゴミの話題。人に分けたり、いただいたりの流通も激しいです。でもこれら、本当に旬のものなので、一週間後にはもう採れないかも。
 そこで、たくさん採れたタラノメなどは、天ぷらに揚げて、それを冷凍させて保存するとよいとか…。 でもあくまでも旬のものはその時期にいただくのがいいのかも。