岸辺露伴は動かない第5話 背中の正面 感想「鏡で背中を見てしまった露伴を鏡文字で救う京香の話」 | 情報サイト ほぼ日刊 俺ブログ

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今日のドラマ感想

ドラマ岸辺露伴は動かない第五話「背中の正面」を見ました。

 

今回は絶望的な状況を打開する逆転のカギが泉京香の持ってきた紙の裏側(背中の正面)なのが熱すぎると思うんだ。

 

物語的に真正面からあの都市伝説の情報を渡したらご都合主義感が出るけど、原作同様に「露伴先生の様子がいつもと違う」からの「感謝のメッセージに持ってた紙を使う無意識に攻略法の乗った情報を与える)」という展開が原作再現をベースにしつつドラマで掘り下げられている泉くんの天然の有能さ勘の良さというか当たりを引く才能)が相まって露伴との相棒感が出てて本当にベネ(良し)だと思うんだ。

 

何より「背中を見せてはいけない」という分かりやすいルールが主題となっている回の中で、空気読まずに手紙の裏側(背中)を見ることが正解というストーリーに塗り替えてしまう泉京香の世界のルールにすら干渉する凶悪なまでの天然ボケキャラがジョーカーになる展開がとても好き。もはやそういうギフトじゃねコレ。

 

あと話の発端で鏡を使って「見た」ことで今回「向こう側」に行きかけた露伴を泉くんはまったく意図せず偶然に鏡文字の手紙を使って現世に引き戻したことになるわけですが、コレなんか宗教儀式的な感じがあるので、これもなんか神話とか妖怪の退治方法に元ネタがありそうで気になります。

 

あと今回のシーンで地味に好きなのは泉くんを犠牲にしないようにヘブンズドアーで泉くんの意識を失わせておく露伴先生の保険も良いし、すべてが終わった後に起き上がる時に当然のように露伴先生に手を伸ばす泉くんと、皮肉も何も言わずにその手を掴む露伴先生の関係性も非常にエモい

 

この一見ドライだけどお互いに信頼しあっている相棒感が凄く良いと思うんだ。あと一話で終わるのが辛い。

 

と、つらつらテンションのままに感想を書きつつ終了です。

 

それでは。

 

今日の余談

前回「ザ・ラン」だと「悪魔のてのひら」みたいなイメージになってた六壁村が、今回は刺客を送り込んでくる悪の組織みたいになっていて吹くこれ幽霊である写真の親父とかもドラマの原作に出来そうで期待したい。