今日のどうでもいい話 「妹殺す」が正解?=東京の小学校で不適切授業 | 情報サイト ほぼ日刊 俺ブログ

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今日のどうでもいい話


「妹殺す」が正解?=東京の小学校で不適切授業 (時事通信)


 東京都杉並区教委は23日、区立浜田山小学校で3年生の担任の女性教諭(23)が、正解は「妹を殺すこと」というクイズを出す不適切な授業を行ったと発表した。同小は同日、保護者会を開き謝罪した。


 杉並区教委は「非常に不適切な行為。今後繰り返さないよう指導に努める」とコメント。教諭や校長に厳重注意するとしている。


 区教委によると、教諭は19日、算数の授業で時間が余ったため、「3姉妹の長女が自殺し、次女はその葬儀に来た格好いい男性が好きになった。葬儀後もう一度出会うためにはどうすればいいか」というクイズを出題した。


 生徒は「電話をかける」などと回答したところ、教諭はヒントを出し、「正解」としていた「妹を殺し、葬式をやればまた会える」という答えに導いていたという。 



要約するとショッキングな内容のクイズを出した教師が怒られました、というだけの話で、そして上の文章はニュースの全文なのですが、これを読めば元ネタを知らない人はこの教師の考え方は異常と思いそうだけれども、これって怖いコピペとして有名な異常者なら正解できるクイズ」じゃん、という話で。いわゆる「あいたくて」ですね。


ていうか、この教師も「こーゆうクイズがあるよ」感覚の授業の空いた時間の雑談で話してただけなのではないかと思うのです。


けれど、元ネタがあるという注釈がなく淡々と一部の事実だけ書き出すと物凄い猟奇的というかおどろおどろしい話になるというのが水平思考推理クイズのような感じで人事ながら怖いなーと。


ついでに、この女教師は「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」を読んでいたんじゃないだろうかと、ネタではなく割りとマジで思う。


「砂糖菓子」はギャルゲーのライター→ラノベ作家→直木賞作家という珍しい経歴の作者の書いた真面目にハードな鬱小説で、作中でこのクイズがかなり効果的に使われているので。


普通に一般的にも認知されている作品だけに読んでた可能性は高いんじゃないのかなーと。


まぁそれだけのどうでもいい話で、憶測でつらつら書いてるだけで実際の所どんな意図があってこの話をしたのか分からないし、そもそも小3にするには不適切な内容であることには違いないのですが。


ていうか『ヒントを出して「正解」に導いた』ってこの人、普通に生徒相手に水平思考推理クイズ形式で話をしてて、この問題もそのうちの1問だっただけという可能性もあるのではないかと思うのです。


基本的に水平思考推理クイズって出題者にとっては不可解な問題に「ヒントを出して回答者を正解に導く」対話式ゲーム なので、授業の合間にマイナーなクイズをやってたら大事になってしまったとかだったら(配慮が足らなかったせいとは言え)さすがに災難すぎるというか。水平思考クイズって答えがホラーな内容 も多いから感覚が麻痺してたとか。


その上元ネタをすっ飛ばして記事にされて、学校特定されてる状態で異常者みたいな誤解を受けそうな扱いにされてるとかだったらあんまりというか、マスコミというかネット媒体って怖いなーと言う話で。


と、前の記事の流れでリハビリ的にニュースに思ったことをつらつら書きつつ終了です。文章の内容がグダグダなのはリハビリなのでご容赦を。


それでは。



今日の余談

「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」は普通に学校とか町の図書館にあると思うので興味のある方は是非一読を。「ひぐらし」とか「ミスミソウ」の鬱成分が好きな人ならマッチすると思うので。


砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)

原作小説。救いは一切ないので注意。あとミステリっぽい作品だけどウサギ殺しの犯人に対する明確な回答はないので注意。


砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 上

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 下 (2)

漫画版。放課後の滅多打ちシーンや終盤の滝ゲロや神様など絵にしたらギャグにしかならなそうなシーンもしっかりとシリアスに描写する作画の人の力量が素敵。


ポール・スローンのウミガメのスープ

個人的に好きなクイズ本。レベルファイブによるDSゲーム化(スローンとマクヘール)でブームがくるかと密かに期待してたけど、残念ながらそうはならなかった。