夜遅くにパリでスーパーに水を買いに行きました。観光地で売られている水があまりにも高いと思ったからです。

スーパーでレジを担当しているのは、名札によるとアジア系の人でした。

ここでシドニーでのある出来事を思い出しました。

バーベキューをすることになり、肉を調達しなくてはなりません。

その日はちょうど日曜日だったので、多くのお店は休みでした。

そこで、年中無休のセブンイレブンに行くことに。

(バーベキューに使う生肉なんて売っている訳ありませんよね。でも、当時はひょっとしたらあるかもと思って店に行きました。)

店に向かう途中で欧州出身の友達は言いました。

『あそこは中国人が経営しているから、必ず開いている。日曜日や深夜に人を働かせるなんて酷い。働いている人たちの家族はどうなるんだ。人が休む時に働かせるなんて可哀想だ』
と言いました。

かつてアメリカ資本だったセブンイレブンは、既に日本のスーパーによって買収されており、セブンイレブンが日本の会社であることは知っていましたが、そのことを言うことができませんでした。

その友達に同調することだけはしなかったけど、日本の会社であると言うことができなかった自分はズルイ奴だなと思ったことを強く覚えています。

パリでミネラルウォーターを買いながらそのようなことを考えていました。