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嫌な予感がしたのは、アーセナルがハルシティと対戦した後にすぐ、ポルトと対戦するという予告をホテルでテレビを見ていた時です。

プレミアの冴えないチームとチャンピオンズリーグで戦うチーム。

どちらを重要視するかは一目瞭然だったのです。

それでも、相手が相手だし、日本からはるばる12時間かけて観戦しにきた試合でアーセナルが負けるとは思いもしませんでした。試合終了の10分くらい前までは。

ただ、走力で圧倒するというチームのスタイルをスタンドからは見ることができず、得点の予感はほとんどしませんでした。

日本に戻ってから、対ハルシティをテレビで改めて観戦したのですが、特に前半、解説者がアーセナルの得点は時間の問題だと言っていることに驚きました。実際、スタンドで観戦した印象と全く異なるものだと。

アーセナルが敗戦濃厚になった時は、席を立ちたくなりました。不甲斐ない戦いに腹を立てていたのは、自分ばかりではなく、周りで観ていたサポーターも同様だったみたいです。アーセナルがボールを奪っても、なかなか縦にボールが動かず、『Come on!』と一斉に声があがっていました。

日本で観戦している試合ならば、間違いなく帰っていたと思います。

そして、試合終了。

日本から観に来た試合が負けであることにショックをうけていると、周りから拍手があがりました。アーセナルの選手に称賛に値する選手などいるはずがないと、グランドに目をやるとハルシティの選手たちが引き揚げるところでした。

その拍手には『ハルシティの選手はよく戦った、(アーセナルの選手は違うけど)』というニュアンスを感じました。

スタジアムを出て、グッズショップで買い物をすることに一瞬躊躇しながら、お店の中へ。

戦わずして負けたチームに対し、憤りを感じつつも
次にいつ来ることができるかわからないとの思いが勝ります。

お店の中は、お客の数より店員の数が多かったと思います。

アウェイ用のユニフォームを買い、すぐお店の外へ。お店には3分といなかったと思います。

混雑するアーセナルを避け、隣の駅へ。

ホテルへ急ぎます。途中、乗り換えるはずの電車がホームに半分まで入ってきたところで、停車。

解決に奔走するスタッフが頼りなさそうなので、5分で見切りをつけて、バスに乗り換えてホテルに帰りました。