ほまげの部品二次加工が終了しました。

パーツの寸法チェックをしてゆきます。

 

 

全パーツを俯瞰してみる

 

パーツ加工が終わったので、全パーツを並べて撮ってみた(笑

 

うわー、これは壮観だわ・・・

 

Andromedaもこの位ありましたが。

普通の箱が6面、ブレーシング入れても8~10パーツで構成されているのを考えても、この部品点数は多めです。

 

まあでも、これでステレオ分ですからね。1本でコンプリートする分、部品点数では有利になっています。

 

そして、俯瞰しているそばから2枚パーツが撮影に漏れていた。(笑

 

 

マトリクスヘッドを仮組みしてみる

 

パーツが出揃ったので、仮組みをしてみます。

あまりこういう事をしたことが有りません。が、今回はやっておいた方が良さそうという事で。

 

寸法公差は大丈夫そうか、思い描いていた組立手順で組めそうか、どこかの嵌合に問題は出ないか、色々とチェックになります。仮組みをしたお陰で、どこの組付け精度が問題となりそうかも顕著に知ることが出来ました。

 

この仮組みはどうやったのかというと、マステで止めてあるだけ(笑

グラグラで今にも崩壊しそうですが、寸法精度を見るだけなら十分に事足りました。

いや~、イイ! これが自作スピーカーの醍醐味かなぁ。

 

こうして仮組みして、形状を観ているだけでワクワクして来るんです。

組んでみると、思っていたよりは全然コンパクト。威圧感なし。例えていえば、KENWOOD LS-11ESよりは一回り以上小型です。

 

 

仮組みの最大の目的は、斜めスラントバッフルの寸法精度を観ておくことです。

現状、左右の出っ張りが数百ミクロン非対称ですから、最終的に組みつけるときの対称性がキモになりそうです。

 

ドライバーも仮組みして、接触を見ておきます。

 

ハイ、斜めに彫り込んだところがギリギリ。接触していないですね。

この状態で接触しないということは、本番状態ではもっと余裕綽々になると判断できます。一安心。

CADでシミュレーションしておいただけの事はあるね。

 

先日行った傾斜加工の精度はどうか?

 

凄いです。どんぴしゃりの角度だ。

これ以上の追加工の必要を感じないほど。ピシャリと隙間が出来ません。

これは超キモチイイ~ ココだけでもう大満足です!笑い泣き

 

まるでキットを購入したかのようだ...。

 

でも、寸法がでていてもこのマトリクスヘッドの組立は、難しいですよ。精度を求めないで荒々しい実装でよければ簡単ですが、きっちり組もうとすると、手順や組付け方法に工夫が要ります。

 

 

パーツの加工、実装検証ともに完了しました。

問題なさそうなので、次回。いよいよ接着剤を使って組立を開始します。

(組立の”途中”で塗装工程が入ったりします)