ほまげの部品二次加工も最終フェーズに入っています。
いよいよ、二次加工は「板:板の接合加工」というフェーズへ入ります。
接合部が多すぎる、MX-1000H
ここで云う「接合部」とはつまり、板と板をビスで接合する部分のことです。
Andromedaも多めでしたが、このマトリクススピーカーは更に多いイメージです。
接続部をざっと列挙すると:
- マトリクスヘッドの本体:ヘッドの裏板
- マトリクスヘッド:サブウーファー
- サブウーファー:アンカーベースボード
の最低3個所が接合部になります。今回は、ドライバー搭載部と上記接合部を加工します。
10番と27番の接合部。
まずは板を位置合わせし、マステで仮止めします。
その状態で穴開けを行います。
綺麗に穴が開きました。
それにしても、27番は穴数が多すぎですね。
こんなに接合ビスが沢山は必要無かったはずですが、私の都合によりこうなっています。
加工が終わった10番の裏側に、爪付きナットを打ち込んでゆきます。
次は、W3-2141(フルレンジ)の取り付け穴です。
精度良くケガキします。
ケガキして・・・
できるだけ精度よくセンターにポンチングします。
ポンチングします。
そうしたら、穴開けします!
穴開けしたら、ツメ付きナットを打っていきます。
この3インチフルレンジは、ビス穴とマウンティングホールのクリアランスがぎりぎりです。
なので、ツメナットが穴にハミ出してしまっています。
バッフルのすべてに爪付きナットを打ちました。
次は、サブウーファーとアンカーベースの接合部です。
20番と18番を重ねます。
重ねて位置合わせしたら、マステで位置を仮止めします。
穴位置のケガキをします。
後ほど接続される板部を巧みに回避します。
重ねたまんまで、穴開けします。これで位置合わせをするわけです。
綺麗に穴が開きました。
そうしたら、爪付きナット、鬼目ナットを打ちます。場所によって適材適所です。
18番に、フックアップを通す小孔を開けておきます。
これを忘れると、ワイヤーが通せないよ~
これで、だいたい内部構造物の接合穴の加工がすべて完了しました。
あと、残っているのは現物合わせでの調整範囲だけかな?