今通っているクラスの先生の勧めで観た映画です。 このマイケル・フラットリー氏は、アイリッシュ・ダンスと、そこから派生したリバーダンスで有名なアメ リカの方で、この映画 "Gold" では彼の素晴らしい (タップダンスの速さは人間とは思えません。観ているこちらが息切れしました!) パフオーマンスのみでなく、生い立ちや自分のショーを成功させるまでの道のりなど、色々なエピソードが楽しめました。 ショーの中にはベリーダンス風の音楽と振り付けを取り入れたものもありました。
また、ダンスとは一見無関係な経験 (若い頃にしていた工事現場、建築現場での肉体労働) が後にプロのダンサーとして食べていく際に役立ったという場面も興味深かったです。
フラットリー氏は伝統的なアイリッシュ・ダンスのスタイルから離れ、型破りで前衛的な踊りや振り付けをした為、保守的な人達からは白い目で見られた事もあったそうで す。 アイリッシュ・ダンスに関しては何も知らない私ですが、この映画で彼のショーを観ると、ある意味 BDSS 的と言いますか、派手で分かりやすく、素晴らしいエンターテイメントである一方、あまりにもショービジネス化した印象がありました。 「ああ、これでは 賛否両論になるだろうな・・・」とピンと来る感じ、と言えばお分かり頂けるでしょうか。
フラットリー氏はそれでも負けずに主演、振り付け、演出、プロモー ターと一人で何役もこなしながら、夢を実現させていきます。 そして米国内のみでなく、世界各国でも大成功を収めました。 「夢を諦めてはいけない。 追い続ける限り、きっと実現するよ」とフラットリー氏は映画で語っていますが、そう言うのは簡単だけど、実際はなかなかねぇ・・・と思いつつ、実際に様々な困難を乗り越えて成功している人の口から聞くと勇気づけられるのも事実です。
二時間ちょっとある長い映画でしたが、色々な事を考えさせられ、素晴らしいダンスも堪能できる濃い映画でした。