ぼったくりタクシードライバーとの興味深い会話
タクシーでぼったくられるのはわりとよくあることです。
マレーシアだけでなく、フィリピンとか香港とかでもよくありました。
気をつけていても、あるものはあります。
メーターがいきなり目の前でぐぐ~んとあがったこともフィリピンではあり、そのことを指摘すると逆切れされてこわい思いをしたことも。
(特にフィリピンでは一般の人も銃を持っている人もいるので、文句をいうなら車中ではなく、外にでたりしてからの方がベターです。)
そのため、個人的にはあまりタクシーは使わないようにしているのですが、マレーシアは移動が不便なため、やはり時にはタクシーを利用せざるをえないのです。(日本のタクシードライバーの誠実さは本当に素晴らしいですよね)
さて、話を戻します。
今の私の住まいから、マレーシアの最寄り駅へは歩いて行くことができず、バスかタクシーで移動しなければなりません。
その最寄り駅にはタクシー乗り場が2つあり、一つは地元の人も使う”ぼらない”と言われている乗り場、もう一つは”ぼられる”といわれている乗り場。
でも、ぼらないと言われる乗り場でも、
ぼられます。
駅から私の住まいまでのタクシー料金は約6RM前後くらいですが、10RMくらいになるように回り道されることもよくあります。
また雨の日や渋滞、行きたい方向が違うなどの理由で乗車拒否されたり、高い値段を表示しないと乗車させてもらえないことも頻繁にあります。
(全員ではなく、もちろん誠実なドライバーの方は誠実なのですけども。。。)
なので、「ボラない乗り場」と言われてはいても、特に外国人の私たちにとっては、結局ぼられることが多いようです。
また地元の人ものるため、タクシーを捕まえるのに結構並びます。特に、雨の日や夕方は。
そのため、20RMと言われてしぶしぶ払った人もいるそうです。
※1RM(マレーシア通貨:リンギ)= 30~35円前後。
一方、もう一つの、反対側に位置しているいわゆる「ぼられる乗り場」。
ここでの「ぼられる」という定義は、
● 駅から家まで10RMとられることが確定している。
● 他の人と相乗りさせられる。
この2点です。
つまり、逆に言うと、
●乗る前から既にいくらなのか価格が決まっている。
そのため、いくらかかってしまうのだろう、遠回りされてしまうだろうか、という不安を感じずに、乗車できる。
●最短距離で家に着くことができる。
なぜなら、タクシードライバーにとっても既に10RMと値段を決めているので、遠回りする必要がなく、そして別の乗客も一緒に乗せているため、
早く着こうとするためです。
つまり、その「ぼったくる乗り場」にも、何気に利点が隠れているのです。
ということで、
夕方タクシーの取り合いとなる時間帯で、渋滞もあり
「ぼらない乗り場」が列をなしていたため
「ぼったくりの乗り場」へ向かうことにしました。
乗り場に着くと、
すぐに声をかけられます。
「タクシー必要?どこ?」
家の場所を言うと、
案の定
「10RM!」
と言われました。
高いといいつつ、値段はもう知っているのとすぐに帰りたいためここにきたので、しぶしぶ承諾すると、ドライバーは相乗りする人をすぐ探し出し、数分もしないうちに、タクシーにのって家へ向かうことができました。
その車中の中、
タクシードライバーに一応、値段設定について質問をしてみることにした。そのドライバーは英語も話すのとフレンドリーだったので。
私
「相乗りなのに、どうして10RMもとるの?私の家はここから6RMですよ』
ドライバー(笑って否定せず)
「渋滞だから。」
私
「ここから出発すれば渋滞には巻き込まれないし、5分もあれば着きますよ。渋滞をさけられる道も知ってますよね?」
ドライバー (再び苦笑い)
「君を先に家まで送り届けるよ(相乗りしている乗客ではなくて)」
私
「それは私の家の方が近いからだと思う。10RMではなくて、9RMは?」
ドライバー
「ならない。(きっぱり!)10RMだよ。君はここで働いているのでしょう?OOの会社で働いているの?XXXRMを稼いでいるんでしょう?」
私(質問には答えずに逆質問。)
「何できくんですか? ではあなたはいくら稼いでいるの?」
※ 会社名とかいくら稼いでいるとか、タクシードライバーにいってしまうと、
あっという間にタクシードライバー同士のつながりネットワークで広まるので、言わないように注意なのです。
ドライバー
「僕は普段9時から16:30分まで工場で働いているんだよ。その後、時間が余っているからタクシードライバーとして働いているのさ。ドライバーとしては一日に40RMくらいだよ。」
そして、ドライバーは続けました。
「僕は10月くらいに、船をかりて仲間14人で釣りに行く予定があるんだ。
xxxRMで船をかりて、2週間の休みをとって、皆で釣りをするんだ。
普段から休みの日には釣り場で釣りに行くんだけどね。」
ということで、ぼったくっているわりに、計画的に稼いで、趣味も満喫しているこのドライバーさんに、やはりいつも通り、10RMを支払ったのでした。
ぼったくられているのを知っているけれども、なぜ多くとろうとするのか
その理由が知りたい私にとって、
今回のちょっとした会話はなかなか興味深いものでした。
ぼられるのはとっても嫌ですけれども、でも
そこの「ぼられる乗り場」は時に、「ぼらない乗り場」よりも
並ばずないですむ、
値段も最初から決まっていて、ドライバーが違ってもいつも値段は一緒、
最短距離で家に着くことができる
という乗客にとってメリットも存在しています。
そのため、状況によって乗り場を使い分けるのもいいのかもしれません。
そして、今回の車中のちょっとした会話で、ぼる人なりの背景や考え方もきけたのは興味深いものでした。
タクシーでぼったくられるのはわりとよくあることです。
マレーシアだけでなく、フィリピンとか香港とかでもよくありました。
気をつけていても、あるものはあります。
メーターがいきなり目の前でぐぐ~んとあがったこともフィリピンではあり、そのことを指摘すると逆切れされてこわい思いをしたことも。

(特にフィリピンでは一般の人も銃を持っている人もいるので、文句をいうなら車中ではなく、外にでたりしてからの方がベターです。)
そのため、個人的にはあまりタクシーは使わないようにしているのですが、マレーシアは移動が不便なため、やはり時にはタクシーを利用せざるをえないのです。(日本のタクシードライバーの誠実さは本当に素晴らしいですよね)
さて、話を戻します。
今の私の住まいから、マレーシアの最寄り駅へは歩いて行くことができず、バスかタクシーで移動しなければなりません。
その最寄り駅にはタクシー乗り場が2つあり、一つは地元の人も使う”ぼらない”と言われている乗り場、もう一つは”ぼられる”といわれている乗り場。
でも、ぼらないと言われる乗り場でも、
ぼられます。
駅から私の住まいまでのタクシー料金は約6RM前後くらいですが、10RMくらいになるように回り道されることもよくあります。
また雨の日や渋滞、行きたい方向が違うなどの理由で乗車拒否されたり、高い値段を表示しないと乗車させてもらえないことも頻繁にあります。
(全員ではなく、もちろん誠実なドライバーの方は誠実なのですけども。。。)
なので、「ボラない乗り場」と言われてはいても、特に外国人の私たちにとっては、結局ぼられることが多いようです。
また地元の人ものるため、タクシーを捕まえるのに結構並びます。特に、雨の日や夕方は。
そのため、20RMと言われてしぶしぶ払った人もいるそうです。
※1RM(マレーシア通貨:リンギ)= 30~35円前後。
一方、もう一つの、反対側に位置しているいわゆる「ぼられる乗り場」。
ここでの「ぼられる」という定義は、
● 駅から家まで10RMとられることが確定している。
● 他の人と相乗りさせられる。
この2点です。
つまり、逆に言うと、
●乗る前から既にいくらなのか価格が決まっている。
そのため、いくらかかってしまうのだろう、遠回りされてしまうだろうか、という不安を感じずに、乗車できる。
●最短距離で家に着くことができる。
なぜなら、タクシードライバーにとっても既に10RMと値段を決めているので、遠回りする必要がなく、そして別の乗客も一緒に乗せているため、
早く着こうとするためです。
つまり、その「ぼったくる乗り場」にも、何気に利点が隠れているのです。
ということで、
夕方タクシーの取り合いとなる時間帯で、渋滞もあり
「ぼらない乗り場」が列をなしていたため
「ぼったくりの乗り場」へ向かうことにしました。
乗り場に着くと、
すぐに声をかけられます。
「タクシー必要?どこ?」
家の場所を言うと、
案の定
「10RM!」
と言われました。
高いといいつつ、値段はもう知っているのとすぐに帰りたいためここにきたので、しぶしぶ承諾すると、ドライバーは相乗りする人をすぐ探し出し、数分もしないうちに、タクシーにのって家へ向かうことができました。
その車中の中、
タクシードライバーに一応、値段設定について質問をしてみることにした。そのドライバーは英語も話すのとフレンドリーだったので。
私
「相乗りなのに、どうして10RMもとるの?私の家はここから6RMですよ』
ドライバー(笑って否定せず)
「渋滞だから。」
私
「ここから出発すれば渋滞には巻き込まれないし、5分もあれば着きますよ。渋滞をさけられる道も知ってますよね?」
ドライバー (再び苦笑い)
「君を先に家まで送り届けるよ(相乗りしている乗客ではなくて)」
私
「それは私の家の方が近いからだと思う。10RMではなくて、9RMは?」
ドライバー
「ならない。(きっぱり!)10RMだよ。君はここで働いているのでしょう?OOの会社で働いているの?XXXRMを稼いでいるんでしょう?」
私(質問には答えずに逆質問。)
「何できくんですか? ではあなたはいくら稼いでいるの?」
※ 会社名とかいくら稼いでいるとか、タクシードライバーにいってしまうと、
あっという間にタクシードライバー同士のつながりネットワークで広まるので、言わないように注意なのです。
ドライバー
「僕は普段9時から16:30分まで工場で働いているんだよ。その後、時間が余っているからタクシードライバーとして働いているのさ。ドライバーとしては一日に40RMくらいだよ。」
そして、ドライバーは続けました。
「僕は10月くらいに、船をかりて仲間14人で釣りに行く予定があるんだ。
xxxRMで船をかりて、2週間の休みをとって、皆で釣りをするんだ。
普段から休みの日には釣り場で釣りに行くんだけどね。」
ということで、ぼったくっているわりに、計画的に稼いで、趣味も満喫しているこのドライバーさんに、やはりいつも通り、10RMを支払ったのでした。
ぼったくられているのを知っているけれども、なぜ多くとろうとするのか
その理由が知りたい私にとって、
今回のちょっとした会話はなかなか興味深いものでした。
ぼられるのはとっても嫌ですけれども、でも
そこの「ぼられる乗り場」は時に、「ぼらない乗り場」よりも
並ばずないですむ、
値段も最初から決まっていて、ドライバーが違ってもいつも値段は一緒、
最短距離で家に着くことができる
という乗客にとってメリットも存在しています。
そのため、状況によって乗り場を使い分けるのもいいのかもしれません。
そして、今回の車中のちょっとした会話で、ぼる人なりの背景や考え方もきけたのは興味深いものでした。