日本にいると宗教を意識する事って、オカルト団体とかニュースにならない限りあまりないような気がします。ほとんどの方が無宗教といえるのではないでしょうか。
結婚式を教会であげても、洗礼名をもらったり、教会に毎週日曜日お祈りしにいったりする人はほとんどいないでしょう。


海外にでると、宗教を信仰していないほうが珍しいことなので、
「宗教とは??」と意識させられる機会が多いです。


ここドイツはキリスト教。キリスト教といっても、カトリックとかプロテスタントなど宗派があり、南ドイツはカトリック教徒が多いようです。

他の地域のドイツ人いわく、バイエルン地方は教会が至る所にあると感じるのだそう。
ちなみに、ドイツ人のパスポートには自分がキリスト教徒か等のどの宗教を信仰しているのかどうか記載されています。

そんなキリスト教の雰囲気一色とおもわれがちなドイツですが、
移民難民が多いため、他の宗教の文化も感じることが多々あります。

それは例えば、ラマダン。今はちょうどラマダンの時期です。
イスラム教徒の行事。
ラマダンのことをかなり簡単に言うと、

夜一定の時間になるまで何も口にしてはいけないという神聖なお祭り行事みたいなもの。

水もだめだし、つばでさえ飲み込むのは駄目なんだそうです。
ちなみに、数週間丸々何も食べないわけではないです。
ある時間にならないと食べる事や飲む事ができない、というものなのです。
例えば、7月9日は21時23分から食事可能、とかです。

なぜお祭りと表現したかというと、お祭りみたいだと感じたからです。
けっこうラマダンを楽しんでいるんですね、みんな。
ラマダンの時期の夕飯は皆ととることがよいらしく、毎日楽しそうにみんな空腹後の夕飯をとっています。日中はもちろん大変だとは思いますが、一番大変なのは初日なのだそうで、それ以外はそこまで辛くはないとのことです。

とはいえ、私にとっては食べない事はとにかく辛いので、そう言われてもやってみようとは思いませんが。

このラマダン時期、性格が結構でます。
どういうことかというと、
ラマダンの時期に病気になる人がいて、病気中で食事をぬくことができない人は、薬をとることもあり、食事をぬいたりしなくてもいいようなのです。
つまり、この時期になると体調が良くないということで、いつもどおり食事をしたりする人が増えるそうです。

実際、何人かのイスラム教の人たちは水飲んだり食事していました。

きいてみると、「病気だから」との返答が。


信仰心も人それぞれのようですね。


先日、ラマダン中の夜の食事をごちそうになりました。

アフガニスタンとアフリカからの出身の人と食事をしたのですが、
国が違うのに同じイスラム教を信仰していて、ラマダンをともにおこなっていることは、ものすごく興味深いなと感じました。
ラマダンの食事をとっていい時間がかかれたカレンダーみたいなものをプリントアウトし、手元にもっていて「時間になった!」と食事を一緒に始めます。
国も外見も性別も年も違う二人が、
同じ宗教ということでラマダンを一緒におこなう。

一見、普通にインターナショナルな食事をとっているだけですが、これって実はものすごいことだな、と私は思います。

その食事中の会話の中で、

「アフリカでは男性が何人もの奥さんがいる。みんな3人とか4人の奥さんを持つのが普通なのよ」

とアフリカの女性が会話を始め、それに対して
アフガニスタンの男性は

「昔は食事をとらせてあげるため、男性が養う意味で多くの女性と結婚した背景があるけど、今はその必要がないので一人の女性で十分だと思う」と。

私ももちろん、奥さんは一人派がいいと自分の意見を言いました。旦那さんが沢山の女性と一緒にいるの嫌ですからね。
と、そんな感じで、文化の違いを実感できる興味深い会話を楽しみました。

ラマダン中の今、いつもとは違った雰囲気が漂う場もあるのです。
面白いですね。