BMW E38 7シリーズ ABS修理

 

こんにちは、Jスクエア代表の永井です。

本日は、BMW E38 7シリーズのABS修理の作業内容をご紹介いたします。

 

 

▲ご来店時に点灯していたランプ

 

 

今回は、ディーラーさんでのお見積もり金額が40万以上かかるとのことでご相談くださいました。

弊社ではディーラーさんでの新品交換に比べ、コストを抑えることができます。

 

 

上の図の通り、一番コストを抑えられるのはABSユニットを構成している「基盤」と「ポンプ」の両方をオーバーホールする方法です。しかし、このBMW E38 7シリーズは基盤修理箇所が判断できないことがあります。

 

 

診断〜修理

 

残念ながら今回がそのケースでした。

そのため、先ほどの図でいうと上から二番目の『弊社で新品交換』という方法で進めていきます。

(それでもディーラーさんのお見積もりよりはコストを抑えることができます)

 

 

▲交換する部品

 

 

ABSユニットを分解して、こちらの基盤を新品に交換します。

 

 

ポイント

1999年以降のBMW E38のABSユニットはBOSCH製。

昨年からOEM供給が終了しているため、現在はBMW純正部品のみ存在しています。

 

 

コーディング

 

 

DSC交換後にコーディング作業に入ります。

診断機と定格電圧機を接続して13V以上に設定してあげるとコーディングが始まります。

 

 

コーディング情報を書き込み。

 

 

▲コーディング終了画面です。

 

 

・DSCコーディングエラー 下記2つの作業でコードが消えます。

・舵角センサーの設定 → 診断機で設定

・DSC生産ライン最終テスト → ブレーキを深く踏み込む

 

 

 

ハンドルを真っ直ぐにし、ステアリング舵角センサーの調整をします。

 

最後にブレーキを深く踏み込んだら全ての項目の設定が終了です!

 

 

部品交換になってしまいましたが、BMW本国から直接取り寄せていることもありコストを抑えることができます。

BMW E38のABSユニットは弊社のオーバーホールで対応できない場合もありますが、一度ご相談いただければと思います!

 

 

 


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