世界的ピアニスト
Lang Langのピアノリサイタルへ行って来ました。
会場は
シャンゼリゼ通りやセーヌ川に近く
高級ブティックが立ち並ぶ
Avenue Montaigneにある
Theatre des Champs-Elysees。
Lang Lang(郎朗)は
1982年中国北東部生まれの
若手ピアニストで
15歳で
アメリカ、フィラデルフィアのカーティス音楽院へ留学
その後アメリカやヨーロッパで
オーケストラと共演したり
ピアノリサイタルを開催している
人気ピアニストです
Lang Langのピアノリサイタル情報を知ったのが遅くて
チケットを購入しようとネットで調べた時には
すでにカテゴリー5の10ユーロの席か
その下のカテゴリーの
5ユーロの席しか空いていなくて...
シャンゼリゼ劇場へ直接出向き
窓口の人と話しながら
ピアノの鍵盤側の
4階バルコニー席の2列目の
カテゴリー 5の座席チケットを
購入していました。
ピアノの周りを
Conservatoire=コンセルヴァトワール
=パリ国立音楽院の学生らしき子達が囲んで座る中
リサイタルが始まりました。
演目:
Claude Debussey Ballade
Franz Liszt Sonate en si mineur S. 178
(ピアノソナタロ短調 S. 178)
幕間20分休憩
Isaac Albeniz Granada, Cataluna, Sevilla, Cadiz, Asturias, Cuba
(スペイン組曲 op. 47より)
Enrique Granados Quejas, o La Maja y el ruisenor, fandango de candil
( ピアノ独奏のための組曲
嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす、
燈し火のファンダンゴより)
Manuel De Falla Dance rituelle du feu, extrait du ballet L'Amour sorcier
(バレエ音楽「恋は魔術師」より火祭りの踊り)
最後に盛り上がった
バレエ音楽「火祭りの踊り」を
YouTube動画に見つけました
午後8時からリサイタルが始まり
幕間の20分休憩を挟んで約2時間弱
ピアノの音色だけが響く
素敵なひとときでした。
最後は
学生達一人一人と握手をして
劇場の声援に応えるLang Lang。
Lang Langが監修する
ピアノ練習用テキストが
売られていました。
学生の前で演奏したり
若手のピアノ教育に
力を注いでいるのですね〜。
北京オリンピックの開会式で演奏したり
後から聞いたのですが
ドラマ「のだめカンタービレ」の
上野樹里さん扮する役どころの
ピアノシーンは全て
Lang Langさんのピアノ演奏が音源だったそうです。
帰り道に
プラザアテネホテルの前を通って
シャンゼリゼ通りに出ると
Marche de Noel=クリスマスマーケットが
始まっていて
雨模様で寒かったのですが
心がほっこりした
週末の夜でした〜