ビキニとホテル。 | つれづれパリ日記

つれづれパリ日記

パリでの日常-マルシェ、お食事、ファッション、バレエ、スポーツ、読書など、日々のささやかな幸せを丁寧に綴っていきたいです。

今週からお天気が回復して
セーヌ川の水位も下がり
朝は涼しいですが
日中25℃くらいまで気温が上がる
初夏のパリです。

メトロ1番線
Porte Maillot駅近くのバス停から
PC1という番号のバスに乗り
ローランギャロス会場まで行く
バスでの
15分から20分までの道のりは
緑豊かで
立派な邸宅や建物を左右に眺めながらの
美しい道のりです。

バス停
Molitorで降りて
ローランギャロス会場まで
10分くらい歩きますが
バス停からすぐの場所に
黄色い建物があり
その建物が
Hotel Molitor。

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このホテルは
お洒落なデザイナーズホテルとして
2014年にリニューアルオープンしたホテルとのことで
ローランギャロステニス観戦の後
お茶に立ち寄りました。


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アーティステックなロビーの内装


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(映像からお借りしました)

1929年に
アールデコ建築として誕生したこの建物は
現在パリの歴史的建造物に指定されています。

プールとして建てられたこの建物は
夏はプールに
冬は板をプール底に敷き詰めて
スケートリンクとして
当時とても流行ったお洒落スポットだったそうです。

そして第二次世界大戦後
1946年に
ビキニ環礁の核実験が世界を沸かせた年に
フランス人デザイナーが
飛行機を飛ばし
飛行機雲で「世界最小の水着」として
空に宣伝したので
世に登場した女性のセパレート水着が
ビキニと呼ばれるようになったのだそうです。

女性の肌の露出は控えられていた当時
初めて女性がこのビキニで登場したのが
ここMolitorのプールだったそうですよ~。


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(映像からお借りしました)

その後
スケートリンクは
コストがかかるということから廃止になり
さらに
1989年にプールが閉鎖され
その後
ストリートアートや落書きなどで
廃墟となっていた場所を
改装して
新規オープンしたとのことです。

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更衣室だった
ブルーの扉のお部屋は
現在は使われていません。


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屋外ですが
温水プールとして
プールの水温が
28℃に設定されているそうです。


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最上階のBarへ行き
暑かったので
ノンアルコールカクテルで乾杯



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コースターは
Hotel Molitorのモチーフ柄の
丸い窓でした



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一方にプールを
もう一方にエッフェル塔を眺めることが出来る
屋上のテラスBarは
いい感じでした~。

ホテルマン達も親切で
センス良いホテルで
地上階のレストランのクオリティも高いという噂なので
また是非近いうちに
このお洒落ホテルに
足を運んでみようと思います