朝一番の美術館。 | つれづれパリ日記

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パリでの日常-マルシェ、お食事、ファッション、バレエ、スポーツ、読書など、日々のささやかな幸せを丁寧に綴っていきたいです。

ウィーンからパリへ戻る日
午前中時間があったので
朝10時開館の
ホテル近くの美術館へ足を運びました


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前日の雪模様のお天気とはうってかわり
出発日の朝は快晴


ホテル横のオペラ座
次回は、ここウィーンオペラ座で
オペラ鑑賞したいです~


そういえば、前回ウィーン旅行した16、7年前は
ここでオペラ「エリザベート」を観た気がします。
その時はまだスマホも無く
ネットもそこまで検索出来る環境になかったので
なんのことだかわからず、とりあえず観ていました


快晴だと
ますます街並みが美しいウィーンです


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今回は行かなかった
美術史美術館のお向かいのウィーン自然史博物館



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美術史美術館と自然史美術館の間の広場に建つ
マリア・テレジア像



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コレクションが素晴らしかった
美術史美術館


この、素晴らしい建物が左右にある大きな広場を抜けて


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「レオポルト美術館」
かつてルドルフとエリザベート・レオポルト夫妻のプライベート・コレクションだった作品の数々が、2001年からレオポルト美術館となっている、とのことです。

2001年開館ということは
この美術館に足を運ぶのは初めてで
前回の旅行の時にも
趣味で油絵を描く母の大好きなエゴン・シーレの絵を観に行ったのですが
前回はどこの美術館で
エゴン・シーレの絵画を観たのでしょう...


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すっきりとモダンな建物の
レオポルト美術館は
太陽の光がまぶしいくらいの明るい空間で
朝一番、午前10時に美術館に到着したので
数人しか人がいなくて
ほぼ貸切り状態


朝一番の
美術館巡りって
とてもいいかもしれません~

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画家グスタフ・クリムトを筆頭とし、ウィーン分離派と称する
若い芸術家達が興した、19世紀末の芸術運動
=Jugendstil=ユーゲントシュティール。
このクリムトに弟子入りして、とても可愛がられたという若き芸術家が
エゴン・シーレで
二人の出会いはクリムトが40代、エゴン・シーレは弱冠17歳だったということです。
エゴン・シーレは当時大流行したスペイン風邪のため
28歳という若さで亡くなりました。


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グスタフ・クリムト作「生と死」

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クリムトは
風景画も描いています



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エゴン・シーレ

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最上階から見える
パノラマ風景


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ユーゲンシュティルとウィーン工房の工芸品


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19-20世紀の絵画コレクション


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特別展示展へは
足を運ばずに...



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ミュージアムショップで
お土産やポストカードを買い
レオポルト美術館を後にして
帰路につきました


クリムトの「The Kiss」=「接吻」が展示されていて
建物も美しい
ベルヴェデーレ宮殿や
ザッハ・ホテルのザッハ・トルテを売り出す権利を買い取ったのち、
ザッハ・ホテルとの訴訟裁判にまで発生した
宮廷御用達の「デメル」
など、まだまだ行ってみたい場所がありましたが
残念ながら、時間が足りませんでした~


優雅な街並みに
芸術とクラシック音楽の溢れる
ヨーロッパの古都オーストリアのウィーンは
パリとはまた違う風格の漂う
魅力的な街でした