セーラームーン新装版 | 戦争について

戦争について

ピアノ演奏者。戦争について一生懸命書きます。

9巻と10巻が揃わなくて残念だけど、

その他を全部旦那さんに買ってもらった


娘たちが、

テーブルに並べて表紙を眺めてる

微笑ましい


いいとこの宝石商の娘である武内直子さんの美的感覚が、

溢れ出た作品


もちろん、内容もその時代らしい「女の子」の強さの描写が群を抜いているのだけれど、


やはり絵が美しい



アニメより、

原作の絵の方が好きだった


でも、

原作の単行本はずっと買わないでいた


その期間、

なんと25年



「小学校を卒業したら、買ってもらおう」

とはっきり考えたことがあるのだけれど、

色々あって、今になった



単行本より、

作者ご本人や、装丁などに関わったと思われる出版社の方の愛を感じる新装版


裏表紙も、とてもかわいい




少女漫画も、

立派な芸術です


私も、

絵を通して浴びた武内直子さんのエッセンス、

並べたり立てたりして眺めている娘たちを見て、




私も、宝石のような、

ジュエリーのようなショパンを

弾こう、

いや、もう弾けてる、

と思った




ソナタ3番は作品番号58

ショパンをジュエリーデザイナーに例えるなら、

もう熟練の域に入っているということ

また、未来人の私たちだから出来ることだが

後ろからカウントすれば晩年の作品という見方も出来る


宝飾品のデザイン画が、

楽譜


グランドピアノの屋根から、

キラキラに連なった私だけの鎖を放つ



作曲科卒の男の子は、

「楽譜は建築家が引いた設計図で、

ピアニストはそれを見て実際に建造物を作る大工」

と言っていた


私は、女子だから、

宝飾品のデザイン画を三次元に放つ、

という心掛けでやることにするわ



作品「セーラームーン」は、

私に降って来た愛

同じ時代を選んで生まれた、

私へのギフト