2002年01月14日(月) 晴れ

 昨晩からチエ、シン、リョウの3人は、ミ
ラクルバァバの所にお泊りをしていました。

 夕方になってアバウトパパが家からケンケ
ンを連れて3人を迎えに行きました。「いつ
までもバァバのとこでヌクヌクしてられへん
で~っ」てことです。
そして、そのままチエとシンにランニング
をさせる為に、キクスイ公園に向かいました。

「お~い着いたぞ」と子供たちに車から降り
るようにパパが振り向くと、その時ケンケン
は完全に眠ってしまっていたので、そのまま
ケンケンだけを車に残してランニングを始め
ました・・・。

 今日はリョウくんも頑張って2周も走りま
した。パパも5周走って、チエとシンは10
周です(普通、逆やろが!)。ランニングを
終えて、次にダッシュを始めようか、という
ところで、パパが自分の車の周りに人が群が
っていることに気付いたのです。

(何や?ケンケンに何かあったんか!?)

とそちらの方に向かってみると、

「おが~ちゃ~ん・・おが~ちゃ~ん!」

と泣き叫ぶケンケンの声がするではありま
せんか!慌てて駆け寄るパパ。

 近づくと、群集の輪の中で泣き叫ぶ、初老
の見知らぬおじさんに手を引かれているケン
ケンの姿がありました。そして、そのおじさ
んはもう一方の手で、携帯電話から今にも
110番をしようとしているではありま
せんか!

「あ~!すいませ~ん・・・!!」

「おおっ!あんた、この子のお父さんでっ
か?」

「は、はい・・ちょっと公園を走ってたもん
で・・・」

「い、いや、この子がな、車から出てきて
泣いてするもんやさかいに・・・車に誰もお
らへんし・・・今、警察へ電話しょうかいな、
思とったとこやったんや。まあお父さん来
たし、良かった」

「いや、心配かけまして、すいませんでした」

「まあ、気ィつけたってや・・」

と、おじさんとその他大勢は去っていき、ケ
ンケンも無事で何より。

目が覚めた時に誰もいなかったら不安だし
恐かったでしょう。

「もうどこにも行くな!」とばかりに両足に
しがみついてくるケンケンを、「ごめんな、
寂しかったな」と言って、抱き上げるパパ
でした。