ご訪問ありがとうございます、智美です。
明治時代、着物で生活していたころに他人様の家に上がるときに玄関先で新しい足袋に履きかえる習慣があったそうです。
これは外出時に汚れてしまった足袋では失礼であるという配慮からうまれた事なのだと知りました。
履きかえる足袋は白色の物が好まれ「きちんとした清潔な足袋なので畳を汚すことはありません。」という意味合いもあったとか。
これは茶室に入るとき、能の舞台に上がるときも白い足袋でないといけないと聞きました。(茶室に洋装で入るときは白いソックスだそうです。)
これに関係しているのか、引っ越し業者の運搬作業をされる方や、工事でお客様の家に上がる仕事をしている人々の多くは白いソックスが多いと思います。
海外でも上に記した同様の仕事をされている方は白いソックスなのでしょうか?
なんとなく、日本人らしい心遣いの様な気がします。
参考図書
- 所作美人/木村宗慎
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
東急多摩川線矢口渡駅徒歩8分
着物サロン『きらく』
営業時間:9:00~18:00
(早朝など時間外にも無料で対応しています)