何度も読んだ絵本

 

 

先日、世界の本の専門家たちが選んだ「最高の児童書100選」というBBCの記事の紹介を見かけました。

 

作家や評論家、出版関係者など、世界56カ国177人の本のエキスパートたちによって、1050冊から選出されたものです。

 

世代を超えて読まれてきた名作がいっぱい!私も大好きだった本がいっぱい!本音符

 

▼みなさまのお気に入りの本はありますか?

 

 

 

この中で自分が特に好きだったのは、マーガレット・ワイズ・ブラウンの『おやすみなさいおつきさま』🌝💕

 

おやすみなさいおつきさま

 

 

 

うさぎの子が、寝室にあるものひとつひとつにおやすみなさいする名作of名作。

大好きで高校生の時、買い直したくらい。

 

クレメント・ハードの挿絵がまた、チカチカのクリスマスカラーで可愛いんだよねニコニコ

 

同コンビの作だと、選外だけど『ぼくにげちゃうよ』も好きだった!

 

ぼくにげちゃうよ

 

 

あの手この手で逃げようと考える子うさぎに、お母さんがまたあの手この手で見つけだすよって返す、親子のほっこりトーク。

空想の中で、いろんなものに変身して逃げたり追いかけたりするやりとりが楽しい。

 

 

 

ほか100選には、1位に輝いた『かいじゅうたちのいるところ』にはじまり、『星の王子さま』『はらぺこあおむし』『グリム童話』『モモ』『ムーミン』シリーズ等々…おなじみの古典作品が多め。

 

もちろん、欧米の作品がほとんどを占めるこのリストも完璧ではなく、あくまで一例。

177人の専門家に日本人は含まれず、100選にも日本の作品がないけど、各選者によるトップ10には『100万回生きたねこ』『魔女の宅急便』『銀河鉄道の夜』なんかも選ばれています。

 

▼177人各々のTOP10リスト。めっちゃ長い!

 

 

 

…という流れから色々な児童書を検索していたら、思いがけず!非常に!ハッピーなことがありました!!それというのは!!!

 

 

このたび!!

かれこれ15年くらい探していた絵本を!!!

ついに!!見つけましたあああああああ!!!!!

 

 

これです。

ステーエフ作『こねずみとえんぴつ』

ステーエフ作『こねずみとえんぴつ』

 

 

いろんな動物たちのメルヘンでユーモラスなお話がつまった短編集。

とにかくストーリーも絵も可愛くてお気に入りだった思い出の本。

ステーエフ作『こねずみとえんぴつ』

 

もう懐かしすぎてずっとニコニコしてる。

カートゥーンぽい色鮮やかな絵柄をよく真似して、友達へのお手紙に描いたりしたなニコニコ

 

ずうっとタイトルも作者も思い出せず探しようがなく、長年モヤモヤしていたのがついに晴れ渡り、今とても満ち足りた気分です🤩

調べたら近所の図書館にも蔵書があったので、週末はさっそく読みに出かけたいと思います。久しぶりの再会わーい!!

 

 

 

 

小さい頃、上のきょうだいの勉強などを見てやるのに忙しかった母は、私にまで手が回らなかったので、あなたは書斎で本を読んでいてねと言い聞かせ、私は大人しくそうしていたらしい。

よく覚えてないし、別にそれが寂しかったとかって記憶もなく、うずたかく積まれた色とりどりの背表紙を見上げる時のワクワクしか覚えてない。

 

でも本棚のガラス扉を開けば、ここじゃないどこかがいっぱい広がっていて、そのことが、自分の気持ちを言語化することもできないほど小さかった私をどれほど救ってくれていただろうと、今は思います。

安全な隠れ家と広大な自由を、ありがとう絵本。おかげで今なお現役メルヘン脳です😇もいもい

 

 

 

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