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第一次世界大戦というと、忘れ難い絵が1枚あります。
 
なんだかまたオカルトチックな話になってしまうので、胡散臭い奴だと思われるかもしれませんが、こんにちは胡散臭い奴です。
 
 
さかのぼること学生時代、ある母子の夢を見ました。
乗っていた船が沈み、人が次々と海に落ちていく中、赤ん坊を抱いた女性が沈んでゆく。
私はそれを、自分も沈みながら見ているという夢。

その光景があまりに悲しく美しかったので、朝起きてすぐ絵に描きました。
当時はちょっと寝付きが悪く、印象的な夢をよく見ていて、それを絵日記に描いていたです。
 
 
やがてその夢から数年後、アメリカ史の授業中のこと。
なんとなくめくった教科書の1ページに、目を疑ったポーン
 
そこに、この絵があったから。
Enlist (1915) Fred Spear  Image: Wikimedia Commons
 
ルシタニア号事件をモチーフにした、米国のプロパガンダ・ポスター。
入隊を募る文字と、事件の犠牲者を象徴する母子像が描かれている。
 
この絵が、自分が描いた夢の絵とそっくりだったのです。
私のは鉛筆のスケッチだけど、母子の構図や描写がそれだった。
 
 

ルシタニア号事件とは

第一次大戦中、ドイツの潜水艦が英国の豪華客船ルシタニア号をアイルランド沖で撃沈した事件。
1200名近くの乗客が死亡、その中には中立国である米国人も多く含まれていた為、米国の世論を刺激。米国のWW1参戦のきっかけとなった。Wikipedia

 


自慢じゃないが、歴史に疎い私が当時この事件やポスターを知る由もなく(エヘン?
しかもこのポスターを夢で見たというならまだしも、沈没の夢から描いた絵が瓜二つだったので、頭は??でいっぱい。

 

 

おまけに、夢の中で流れていたのがEileen Iversのケルト音楽で、曲名は知らなかったので後で調べたら “Bygone Days” という。

 

過ぎし日々…ちょっと出来杉くんじゃない?
私、前世でこの船に乗ってたんかな?などと妄想が膨らんだものでした。
 
 
ビビりなもので、自分に起こる不思議なことは気のせい~と思いたいし、実際、記憶には無くても過去に似たような何かを見たりしていたのかな〜とも思うけど、これだけの偶然には本当に驚いてしまいました驚きハッ
 
ちなみに、その絵日記はのちに紛失してしまいました(そういうとこやぞ
 
 
ふとん1ふとん2ふとん3
 
 
やっと眠れても見る夢がとても濃くて、毎朝起きるとグッタリ疲弊していたあの頃。
夜じゅう、もうひとつの世界で生活しているんじゃないかというくらい。
しんどかったけど、そのかわりというか、この世のものとは思えない美しい景色を見られることもありました。
 
今ではそんな美しい夢はもうあんまり見ないので、それは少し寂しい気もします。
絵日記、とっておけばよかったな!もいもい😴
 

 

 

夢の正体 夜の旅を科学する [ アリス・ロブ ]

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