三者面談の後、

私はどうしていいかわからなくなりました。


もしかして

自分に行ける高校はないのでは?

とうっすらと感じていました。


しかし、

母は高レベルのA高校に行き

最高レベルの国立大学に行き

医者、弁護士、薬剤師、教師、のように

名のつく職業につくのが当然だと言いました。


京大に行った祖父なんて存在しないのに

母自身も妄想を信じ込んでいるようでした。


私は、周囲の同級生たちが

「頭悪いからZ高校受けるー」

と楽しげに言っているのを、

心の底から羨ましく思っていました。


私は嫌われ者のうえ、相当な馬鹿なのに

家ではそれを認めてもらえませんでした。


母は世間体のために私を利用しているのでは?

とすら感じて恨んでいました。


母はよく

「男がいなくても生活できるようになれ」

とごく当たり前の正論を言っていました。


酔った時にそれを言いながら、

髪を持って引きづり回されていたので

アル中の戯言だと思っていました。


引きづり回されついでに

何度も叩かれ、

「ブスでも学歴があればいい」

「この売春婦が!」

等言われ、顔が腫れ上がることもありました。


母は翌朝になると

私の泣き腫らした目を氷で冷やすように言い、

「冷やせば誰にもバレないから大丈夫だよ」

と他人事のように優しく言いました。