昨年12月、軽井沢で別荘ライフを謳歌している友人を訪ねました。ご主人が用意して下さった美味しい日本酒を堪能した上、帰りのお土産にも日本酒をいただきました。

「寒竹 軽井沢 純米大吟醸」です。

ところが、軽井沢は昔から酒税が高いからか(笑)、酒蔵はありません。この寒竹軽井沢純米大吟醸は隣接の佐久市にある戸塚酒造の製品です。しかし、このお酒は軽井沢と深い関係があります。

寒竹軽井沢純米大吟醸は軽井沢で収穫された酒造好適米「三恵錦」を使用しており、米麹も軽井沢産に拘っています。

酒造好適米といえば日本三大酒米である「山田錦」、「五百万石」、「美山錦」を脳裏に浮かべますが、三恵錦も美山錦と同じく長野県農事試験場が開発した新しい酒米です。

令和2年(2020年)3月に品種登録したばかりですが、三恵錦を使った日本酒は全国新酒鑑評会で金賞を受賞し、さらにロンドンで開催されるインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2021 SAKE部門で出品総数1,499銘柄の頂点に立ち、チャンピオン・サケを受賞する快挙を達成しました。

これからも三恵錦で造った日本酒を探してみるつもりです。

 

 ※純米大吟醸:米と米麹と水のみを原料として、精米歩合50%以下の酒米を使用し、吟醸造りという製法で造られる日本酒。

 

 

【中国語】

去年12月,我拜訪了在輕井澤享受別墅生活的朋友。他的丈夫準備了美味的日本酒供我們享用,而且還送我們一瓶日本酒帯回東京。

這是一瓶「寒竹 輕井澤 純米大吟釀」。

然而,也許是因為輕井澤的酒稅自古以来就很高(笑),這裡沒有酒蔵(酒莊)。這款「寒竹輕井澤純米大吟釀」是近隣的佐久市戶塚酒造的產品。但是,這款酒與輕井澤有著深厚的關係。

「寒竹輕井澤純米大吟釀」使用了在輕井澤収穫的造酒適宜米「三惠錦」,並且米麴也堅持使用輕井澤產的。

提到適宜造酒米,我們腦海中會浮現日本三大名米「山田錦」、「五百萬石」、「美山錦」,但「三惠錦」也像美山錦一樣,是由長野縣農業試驗場開發的新品種。 雖然這品種是令和2年(2020年)3月才剛註冊的,但是使用「三惠錦」釀造的日本酒在全國新酒評鑑大會上獲得了金獎,並且在倫敦舉辦的2021年國際葡萄酒挑戰賽(IWC)日本酒部門中,脫穎而出,成為了1499款產品中的冠軍,取得了這一令人振奮的成就。

我將繼續尋找由「三惠錦」釀造的日本酒。

 

※純米大吟醸:以米、米麴和水為原料,使用精米率在50%以下的酒米,採用吟醸製法釀造的日本酒。

 

Click here:

・三恵錦開発ストリー

https://www.agries-nagano.jp/story/13142.html