身勝手インプレッション
猫も杓子もLINEの時代
アンチLINEの知り合いがついにLINEに手を染めた。
若者だけではなくお爺ちゃんやお婆ちゃんもサクサクと使いこなす時代。
この前80歳の人がスタンプ押しててびっくり。
ピンポーン、チロリロリン、フッフー
着信音が流れると、みんな自分のスマホに手を当てる。
便利で無料なものの浸透は、かくも早いものか。
最近、政治とカネの問題で世間を賑わせている政治家の人
公開された秘書か後援会かの人とのやりとりがLINE。
しかも、背景はダウンロードされたLINEのクマのキャラクター。
クマの絵の上で交わされる政治。
…チャラい。
ニュース番組のコメンテーターでPCを広げながらVTRを見る人がいる。
気になった事、初耳の事、覚えておきたい事を入力。
若い彼は、ワイプで抜かれてる時も他のコメンテーターが喋ってる時も、キーボードをパチパチ。
本当にちゃんと聞いてるのか…
本当は全然違う事してるんじゃ…
ふつふつと湧き上がる疑念。
隣の年配のおじさんコメンテーターは万年筆を手に手元の台本のような紙にサラサラ。
PCで書く方がすぐ保存できるし、すぐ調べられるし、すぐ誰かに送れるし、このブログみたいに書いたり消したりできるし、どう考えても便利。
一方で、紙とペンからそこはかとなく漂う誠実さと熱心さと生真面目さ。
PCの人の方が、ちゃんと真面目にメモしてて、万年筆の人はパラパラ漫画を台本の端に書きなぐってるだけかもしれない。
スーツを着てネクタイを締め短髪で清潔感のある人がいい人で、Tシャツにジーンズでヒゲの世捨て人風の人が悪い人。とは限らない事はよくわかっている。
私の勝手なイメージでしかないけど
それでも何となく違和感のあるTVでのPCと、安定感のある紙とペン。
重みをなくしていく事が、便利さの要素の一つだと思う。
便利の同義語は軽薄。