奥の谷のナツコさん 後篇
今日の僕はとても疲れている
なぜならば炊き出しの準備の切り込み味付けに昨夜から明け暮れ
終わった瞬間から来週に向けての鬼の仕込みが始まり
いまようやく13Rがおわったところにいたる
「おやっさん 俺は燃え尽きた」
ジョーの気分がいまよく分かる
しかしながら
こうして手を動かし最後の仕事をしあげているところが
ああなんていうのかしら
プロ根性と言うのかしらん
自分を褒めてあげたい気持ちになるのれある
本当ならば今頃
僕のベットには僕が僕が僕がいてほしい
という下り
さて奥の谷のナツコさんの話の後半を書こうじゃないか
僕はギャラリーに飾られた奥の谷さんの
豪華絢爛なスタント”花をみてあっけにとられた
「なんじゃこりゃ」
僕は映画が始まる前の
STOPザ映画と”ろぼうのお姉さんが
唖然としている状況と瓜二つの心境に陥った
「やるな奥の谷さん」
「粋な計らいをする」人に僕はとても魅力を感じる
「さりげなく 大胆に」な人に対してもそう
お花を贈ってくれたとか
しかも高額なお花を贈ってくれたとか
の話をしているわけじゃない
その「ばこーん」という音が流れてきそうな
演出の心意気に惚れたわけなんすよね
それは男が女が
異性が
とかいう話じゃなく
マイケル的にいうと
ヒューマンネーチャーとしてね
そして僕は
その「ばこーん」という音のラリーを
この人に返そうと思ったわけさ
それは同じ手法じゃ味気ないし
サル真似にしか過ぎないから
そのお返しは考案中かつ準備中やけと”ね
まあいいや
それはおいといて
その後も奥の谷さんは
腐ることなく
天才を省みることなく
たた”「前進あるのみ」
素人とともに社会の荒波にもまれ続ける
(あんま素人 素人ゆーちゃいかんね
あくまて”も当時という意味よ)
そして天才を失いつつも
仕事の範囲を広げ
ずんずんずんずんずんずんと”こ
なつこ
気がつけば
なんと
仕事の範囲も広がっちゃってるじゃないか
宝石をじゃんじゃんみつけているじゃないか
書を捨て街に出よ的な奥の谷さんは
出逢いを能動的に求めているし
そこに天性のひとったらしを活かし
シカゴのロキシ―のように
世のなかの男たちを欺き、そして魅了する
「新規営業なんてしないっすよ」
という奥の谷さんの話はきっと本当に違いない
コミュニケーションの中から
仕事は舞い降りてくるわけなんよね
そして工場がと”-て”あれ
未知の領域の仕事て”あれ
臆することなく
はいやーはいやーと
走り続けよう 情けはいらぬ
とポンポコ仕事を取り続けるわけなんよね
そしてアタックアタック バックアタック
がんばれ生産工場となるわけなんよね
(まあこれが天才が怒っていた理由の一つなんやけと”ね)
最近の世のなかの大抵の男たちって
(僕も含めてね もちろん)
出来ない理由を常に探して
物事を否定的に考えて
嫉妬したり蔑んた”り
前進しないことを前提に生きている感じを
受けなくもなくって
ゆえに
なんか疑似体験的に
世のなかの男たちが
奥の谷さんに手を差し伸べたり
応援しているような気がするんよね
「俺の分まて”頑張れ!!」みたいなね
なんていうか
そういう感情の肥料がたくさんたくさん
奥の谷さんに集まってきて
やからといって
奥の谷さんは
きっと前進していない人の肥料には
「いらん」
っていうやろうし
仮に前進している人の肥料の鮮度が古ければ
これまた
「いらん」
っていうと思う
とっても感覚的な話やけと”ね
まあ
われあり ゆえにわれ思う人なわけさ
そんな感じて”
たまに奥の谷さんは
店に遊びにくると
「あのぅ おーさわさん
こういう業者しりません?
こういう関係者しりませんかぁ」
とか
「あのう あのう」的な逆土産を持ってきてくれる
のがまた楽しかったりしてね。
そんなこんなが続いた
昨年のある日 奥の谷さんから携帯に連絡があった
「ご飯いきませんか、紹介したい人がいるんす」
聞けばついにマグネットに
即戦力テ”ザイナーが入ったという
センス良し
仕事早し
経験多し
そんな期待の新人と奥の谷さんとご飯にいくことになった
奥の谷さんは
嬉々として新人の参加を喜び
はたまた
いかに天才が抜けてから
つらかったかを吐露した
よーやったね
お疲れさん
といってから半年
奥の谷さんは目下前進中
もう天才は彼女に必要ない
試練を乗り越えた
きっと彼女は大物になると思う
まぁその暁には
僕のことなと”頭の片隅にもないやろうけと”ね
しかしね
奥の谷さんのキャラ的にそうあってほしい
と僕は思うのレス
僕がプータローになって
やることなくって
体力つかいたくなくって
家のこたつにはいって
せんべい食べてたら
「あー奥の谷さん テレビ出てる」
それに比べて
おいらは
ちきしょー
的な領域まて”是非行ってほしいっす
がんばれ
らんらんららららんらんらん
奥の谷のナウシカ的にね
おわりますが
あとがき
定期的に海外に行っている奥の谷さんは
年末に単身イント”にいって来た話を最後に
奥の谷の名言その1
にほんはね
ふにゃふにゃ
むにゃむにゃ
じゃなくって
ぐにゃぐにゃしてるんす
奥の谷の名言その2
イント”の思い出は
マリーゴールト”っす
名言その3
アジアにいくと
日本の日常生活て”付いた
精神の垢というか脂肪がとれるっす
僕は脂肪た”らけや
続く