僕の知り合いのこもとくん | ablindspotのブログ

僕の知り合いのこもとくん

寒いね


寒いよ


寒すぎる



って11月もう半ばが見えているのに


T-シャツで街歩いてたら


そりゃ寒いでしょ


そこの僕



おかげさまで


古本征士展「ZERO」は大盛況


その様子はのちほど


大橋さんがアップしてくれます…はず…



さてさて


終わってから


書こうと思っていたこと




僕が古本君の


人物評を書いてしまうと


先入観から


作品に色がついてしまったり


してしまうから



あえて書きませんでした


お口にチャック



だから 今 書きます





彼との出会いは10年前



広告会社の営業マンだった僕と


デザイナーだった彼



口数がとても少なく


反権力で


反営業でした



クライアントの犬だった僕は


何度も何度も修正を会社に持って帰ってきておりました



「またですか?大澤さん」


「ごめん ごめん 頼むよ」


「い―加減にしてください」



イラついている彼は


タバコをくわえながら



僕の顔面の代わりに


マックの画面に副流煙を吹きかけ


小刻みに組んだ足を


貧乏ゆすりし続けます





お酒を飲みにいっても


何かと僕を否定します





「おおさわさん


意味分かんないっすよ」






またまた


貧乏ゆすりしながら


副流煙で煙たそうな目をしながら


僕を見つめます



僕は意味がわかっている


彼は意味がわかっていない




もう問答が


面倒になって


いつも僕は寝ます







そんなふうに彼は


いつも


イライラ


ギラギラ


ユッサユッサしている




怒りのオーラが


いつも出ているのです



そんな彼









そんな彼は


彼女といるときだけ


ギラギラがなくなります




まるで


道端にすてられたワンちゃんが


傘をもった


飼い主になるであろう


女の子を見つめるように



ああ九州男児





時代を感じさせる男









彼はいかっています



彼はイラついています




初めて会う人なら


きっと


「会う前に なんか俺悪いことしたっけ?」



と勘違いするほど



常に自分の価値観に対峙しております








釣りをしている時



丘釣りしている僕をしり目に


ばちゃばちゃ一人ボートに乗りながら


ばきばき釣りあげます







そんな彼は


坊主の僕に


「おーさわさん、


釣れてますかー」



と遠くから語りかけます





僕は釣れていないから


釣れていないジェスチャーをします





それを確認して


彼はまた 釣りを続けます









そんな男です



こもとくんは





おこれる男の作る作品は



「静」の結集です



内面が熱すぎるのに


アウトプットがとても「静」



まるで


作品に彼の熱が持って行かれ過ぎないようがために



かれの尋常ならぬ怒りが存在しているかのようでした








こもとくん



副流煙のように僕を邪険に扱わないでね








来年もよろしくね




良いお年を





あーすっきりした






つづく