不思議なかんかく
先日、オシゴトで伺った学校の体育館の前で
なつかしい名前のゼッケンを背中につけた後輩たちを見つけた。
その日は、偶然にその学校で
バドミントンの神戸市大会が行われていたようで
バドミントン部OGのわたしは
懐かしくなり、業者入校証をつけたまま
体育館の扉を開けてみた。
壁に掛けられた校章旗
応援する生徒や保護者たち
進行受付に座る顧問の先生たち
蒸し暑い体育館
汗のにおい
卒業して
もはや10年が経とうとしているけれど
扉の向こう側の光景は、タイムスリップしたかのように同じだった。
なつかしいというより
とても信じがたい
10年って結構すごい
私でも10年の間に
まぁなんだかんだあったように
もちろん先生たちだって
なんだかんだあったはず
実際に先生たちの年齢も
私同様プラス10されていたし
よく見るとユニフォームだって近代的にかっこよくなってたし
理不尽な上下関係もなくなっていると聞いたけれど
でも、それでも
10年変わらずに、毎日毎日この光景がつくり続けられている
ということに、郷愁よりも不思議さが勝ってしまった。
あんなに毎日毎日過ごしていた体育館に
今は暑すぎて、長居することができない
という自分の現状だけが
確実に、10年という年月の長さを感じさせてくれた。
つづく