最近、頭の中で架空のフレンドに「マスタリングについてひたすら語る」ということをし始めたので、いよいよこれは危ないと思い、少しここに普段の研究成果を吐き出してみることにした。


Mixで使うのは主にコンプレッサー、リバーブ、EQである。このトラックにはサチュレーションがいる、と思えば追加でかけ、オートパンがあるといい、ディレイをかけたい、と思えば追加していく。


コンプは音を圧縮させる機械。

圧縮率が高いほど音は前に出てくる。

Ratioを高い値にすることで音の強度は増す。

AttackRelease、もしくはFastSlowなどのツマミがついてる機械がほとんどだが、ここのかかり方が機械によって変わってくるので、その都度、聴きながら調整するか、ゲインリダクションと呼ばれる数値があるのであればそれを確認しながら見ていく。-13dbは結構高めな値なんじゃないかと思う。

棒グラフのようなもので視覚的に見えるものであれば、水平であるほど圧縮率は高くなる。


貧乏なのでほとんどcubase(13)の純正エフェクトを使用している。

Tube compresser, Vintage compresser, compresserVox comp4つ。Tubeはいわゆる真空管付きのサチュレーション的な役割があるのだろう。これはなんとフィルター(LP,BP,HP)がつく。cubase14にアップデートした途端にこれがなくなっていたら、私は絶望するだろうね。


これはプリセット。こんなout下げる?


Vintageはプリセットを開いてみれば、圧縮率が+48dbに設定されてるものもあるイカれたエフェクトである。プリセットを見ることで開発者が推奨するその機械の使い方が分かる。メーターが赤字に振り切れようがInputを上げまくれ!行け!と言われているみたいだ。




Side-chainを使う時は純正のcompresserを使用している。なんか1番調整しやすい。SCはめんどくさいので、大概、それ用のエフェクトを買う人が大半だろう。


リバーブはNI社のRaum。ほんとはValhallaがいいんだけど、ラムが中々気に入ってしまった。でも、大人になったらバルハラが欲しい。

リバーブは1曲につき統一している。

Raumをメインリバーブで使用しているプロっているのかな?いつかプロになったら誰かに聞いてみたい。


EQcubase唯一のダイナミックEQである、Frequencyさん。こいつは素晴らしい。あまりステインバーグ純正を褒めたくないが、これは欠かせない。というか全トラックこいつ。

ノイズ除去がメインだが要所でコンプ(ダイナミックEQ)をかける。SCも。


そうして出来上がった2mixのオーディオファイルを新規プロジェクトに立ち上げ、2mix自体にはコンプ、OTTEQ、ステレオエンハンサーをかけていく。


前はMixと同じ画面でマスタリングしてたんだけど、やっぱり2mixにしてからのがめっちゃ音がいいと思った。もちろん64bit floaで。(floatだっけ?)最近までスタワンだけなのかと思って、ずっと32bitだったw


音量は特に変えない。自分は圧縮を結構強くしちゃうので、あんまり音量自体は大きくしない方が、綺麗かな。立体的な音楽にしたいので、全体的な音量自体をあげて音圧をあげるというより、要所を目立たせる隙間のある音楽の方が好きだ。音量を上げすぎると、汚くなるかも。


マスタリングでやること

2mix音源を4つの音域(低音、中低音、中高音、高音)に分割する

②圧縮率を決める

③ステレオイメージを決める

④音域ごとの音量を決める


それ以外はOzoneせんぱいのAI診断に診てもらおう〜


貧乏性なので、すべてiZotope社のOzone 10にてMS処理を行っていく。


まず、②だがOzoneDynamicsにてリミッターとコンプレッサーの圧縮率を決めていく。

かなり細かい調整ができるようになってるので、神器かよと思う。

いつもGR-10から-14くらいこれって高いのかな。基準がわからない。同業のお友達ができたら聞いてみたい。


こんな感じの画面。ラウドは-11くらい。


一応、ThresholdではLimiterとコンプのかかり始める数値を入力する。基準としてリミは-6dbが半分くらいらしい。GRを見たり耳で聴いたりして判断してる。


ParallelはいわゆるWetとDryのMixを調整するフェーダーらしい。


③はイメージャーを使う。Imagerという、あのなんかフワフワ浮いてる機械だ。

低域はどの位置にいて、高域は前に出させるのか、引っ込めるのか、そのような位置関係を決めていくことで、立体的な音楽になるだろう。


④はエキサイター(Exiciter)だ。

それぞれ音をRecoverしてあげないと、なんか薄っぺらな音楽になってしまいがちなので、しかるべき音量に調整してあげる。


専門用語とか数字とかよく分からんってなったら、やっぱり1番は耳を頼りにする。なんでもいい。「音が良くなったな」と思うところに合わせてやる。

ちなみにヘッドフォンは昔買った1000円の1番安いやつ。理由はこいつを使っていて問題に思うことがないからだ。プラスにはならないがマイナスになることがないので、いまだに使い続けてる。


ちなみに、Ratioの値を極端に下げすぎるとOzone先輩がバグってしまいノイズの塊になってしまう。これはカススペックのうちのノートPCとの相性の問題かもしれない。


リファレンス音源としてマスタリングの参考にしているのは、これだ。https://youtu.be/OgpYEPYx3Eg?si=KhLNJ34YsB6T89KT


FNFのサウンドチームの中でもsarukyさんは大好きなトラックメーカーの1人。こうした素晴らしい音楽を作るサウンドチームの方々の音楽と出会うことで、私が凡人のド素人であるのに図々しく研究を重ね、今日も音楽を作り続けている理由になっているのだろうか。


この曲はシャケラン。

紹介した加工(マスタリング)を施した、直近の研究成果(オリ曲)である。