ありがとうの日:2024年3月9日 | アトリエ・ポレポレのブログ

ありがとうの日:2024年3月9日

3月9日のポレポレの様子をお伝えします。

「サンキュー」ということで

「ありがとうの日」でしたね。

 

 

寒かったですが、

ありがたいことにこの日は晴天に恵まれ、

泉岳寺にも多くの方が来られていました。

 

ベンチで絵を描いている方がいたので、

サイモンさんが声を掛けたところ、

ポレポレの様子を見学に来られていました。

 

 

最近、高輪ゲートウェイ駅周辺の

再開発プロジェクト

「TAKANAWA GATEWAY CITY」が

2025年3月にまちびらきになるという

ニュースを見ましたが、

泉岳寺からも再開発の様子が見られます。

 

 

ポレポレは再開発とは関係なく、
それぞれのペースでメンバーのみなさんが
制作に取り組んでいました。
 

この日のテーマですが、

再開発にも関係するものになっていました。

 

 

「もしうまれかわると

なに?になりたい?」

 

メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

テーマが出るまで

描くのを待っていた裕士さんは、

テーマを聞くと画面いっぱいに

あるものを描き始めました。

 

 

ゾウを描くことが

これまでも多かったのですが、

黄金のゾウになりたいそうです。

 

 

直接画面に置いた絵の具の量も

かなり増えていました。

 

 

次の作品でも生き物を描いていました。

 

 

たくさん生まれ変わりたい

生き物があるようですね。

世界最大の花と呼ばれることもある

ラフレシアも登場していました。

 

 

 

 

裕士さんの後ろのテーブルでは、

力さんが描いていました。

 

 

セブン-イレブンの店員さんの

仕事中の装いと普段の装いの違いを

描いていました。

 

背景を描くときには、クレヨンで

普段と違った技法を試したそうです。

 

 

 

 

萌さんがお休みでしたが、

その間に裕也さんは、

自分の作品を少しずつ進めて、

半分までは終えることができました。

 

 

久しぶりに来られた芳賀さんは

裕也さんと一緒に活動するバンドの

話をされていました。

 

完成はしなかったですが、

観覧車の絵の続きに取り組み、

人物の細かい所を描いたそうです。

 


 

 

この日も早く来ることができて

じっくり描くことができた大河原さん。

 

 

こちらの作品には、

「旅する者」というタイトルが

付けられていました。

 

 

こちらの作品には、

「星の空の仙人」という

タイトルが付けられていて、

どちらのモチーフにも

大河原さんらしい一面が現れていました。

 

 

 

 

美名子さんは以前の作品の続きです。

パステルで窓などを描いていた後で、

上から手でつぶしていました。

 

 

ニューヨークの街並みが気が付くと

このような形になっていました。

 

 

終わった後には、

刷毛で背景の色を塗り始めました。

「たのし〜い!」と言いながらも

画面全体は灰色だったのですが……。

 

 

その理由は、

「夜桜を描く!」からだったそうです。

 

 

 

 

鳥山明さんの訃報を聞いて、

ドラゴンボールなどの思い出の

話をされていた麻子さん。

 

 

水泳をされていることもあって、

カッパになりたいと思ったそうです。

 

 

その前には、

子どもの頃になりたかったという

犬のトリマーの姿を描いていました。

 

 

 

 

麻子さんの前では

今回も続けて来られた

濱田さんが描いていました。

 

 

縦に曲がった虹を描いたそうですが、

なぜこれを描いたかというと……。

 

未設定

 

2011年に亡くなられた

ポレポレメンバーの長塚均さんが

こんな作品を描いていたことへの

オマージュということでした。

 

テーマの「うまれかわる」ということを

このような形で反映されていました。

 

何年か前にも

長塚さんへのオマージュとして

作品を描かれていた濱田さん。

 

その場にはいなくても、

ポレポレに関わっている人は

どこかでつながっているという思いが

あるのだな……と改めて思いました。

 

「ありがとうの日」に

私もこのような場面に立ち会えて

ありがたかったです。

 

長塚さんも今回の様子を

お酒でも飲みながら眺めて

喜んでいるのかな……?

 


濱田さんがオマージュした可能性のある

長塚さんの「空(くう)」という作品を

最後に紹介しておきますね。

 

描くことを通して、

メンバーのみなさんの

様々な思いを感じた日でした。

ありがとうございました。