活動の意義を考える機会に:2023年6月10日 | アトリエ・ポレポレのブログ

活動の意義を考える機会に:2023年6月10日

6月10日のポレポレの様子をお伝えします。

 

前日には、サイモンさんのところに、

長年ポレポレの活動を支えてきた

太田好泰さんから電話があったとのこと。

 

NPO法人を設立されてから1年が過ぎ、

お忙しく活動されているそうです。

太田さんの活動にも

ぜひ注目していただければうれしいです。

 

太田さんが代表理事を務める

特定非営利活動法人新しい住まい方研究所

のホームページはこちら

 

 

この日は土曜日恒例の

雨の予報も出ていたようですが、

幸いにも活動中には

雨に降られることはありませんでした。


そんなこの日のテーマは……。

 

 

「あつくなったね」

 

メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

当日はそこまで暑くはなかったのですが、

テーマを聞くとこんな作品が登場しました。

心の声が表現されていますね。

 

 

熱中症つながりで

こんな作品も登場しました。

こまめに水分補給が必要ですね。

 

 

水分補給の作品を描いたのは

麻子さんでした。

 

自画像ではないそうですが、

似ているな……と思ったのは

私だけでしょうか?

 

 

 

制汗剤や日傘など、

夏を乗り切るためのアイテムが

たくさん登場していました。

 

 

 

 

力さんは前回の続きの作品を

黙々と描いていました。

 

 

コンビニエンスストアの店員さんの

お部屋とのことです。

すっきりしたお部屋で涼しそうですね。

 

 

 

 

芳賀さんも以前の作品の続きですが、

背景の色彩をたくさん塗ることができて

満足そうでした。

 

裕也さんと一緒に参加する

秋のコンサートの予定について

お互いに話していました。

みなさんお忙しいようですね。

 

 

 

 

最初は「砂浜を描く!」と

言っていた美名子さん。

背景に金色を塗ると、水を染み込ませて

雑巾で拭いていました。

 

 

話をよく聞いていくと、砂浜ではなく、

「ハワイのボルケーノを描く!」とのこと。

 

コラージュの手法も取り入れながら、

火山が噴き上げる様子を表現していました。

 

 

ボルケーノの続きは次回に持ち越しで、

最後に余った時間で、

次の作品の背景を塗っていました。

 

「ジェラシックパークを描く!」と

言っていましたが、本当に描くのかは、

次回以降のお楽しみです。

 

 

 

 

「今日のテーマ、何にする?」と

サイモンさんに聞かれると

返事を断っていた裕士さん。

 

サイモンさんから出されたテーマを聞くと、

すぐに描き始めていました。

 

 

夏の昆虫を描いていました。

セミの抜け殻が光っていますね。

 

 

終わった後には描いたのは、

室内の様子のようですが……。

 

 

背景の色を、いろいろと混色して

つくりあげていました。

 

 

エアコンのデザインが旧式なのは、

裕士さんが子どもの頃をイメージして

描いたからなんだそうです。

 

 

 


この日はご自身でもポレポレのような

場所を立ち上げて活動されている方が

ボランティアに来られました。

 

また、大学院生の方が見学に来られるなど、

いろいろな話を聞く場面があり、

ポレポレという活動の意義を

考える機会になりました。

ありがとうございました。
 

ゲストの方々から

「居心地がよかった」という

言葉をいただき、

ポレポレから帰るときの

メンバーのみなさんの表情も
印象に残ったようでした。

 

アトリエなので

描くことは活動の中心ですが、
場所に関わる人たちが
のびのびと過ごせる時間があること、
それぞれの形で
自分を出せる機会があることが大きいし、
それを支えられるような
環境が大切なのかな、と改めて思いました。
 
 

金銭的な評価を得られるかについては

私にはわかりませんが、

充実した時間を経ているからこそ、

ポレポレで生まれた作品は

触れた人を惹きつけるようなものが
多いんじゃないかな、と
個人的には思っています。

 

それぞれの人が、

自分に合った場所を見つけて、

自分を出せる機会が
少しでも増えるといいし、
ポレポレがこれからもそんな場所の
ひとつであれたらな、と願っています。